いちごのショートケーキ | ふわふわスポンジ作りとナッペのコツを徹底解説✨苺のショートケーキの作り方〜Strawberry Shortcake〜の要約
🥣 材料
- 約1.5パック
👩🍳 作り方
型にクッキングシートを敷く。私は繰り返し使えるタイプのクッキングシートを使用。
卵を割りほぐし、計量する。(卵のサイズによってグラム数が変わるため、計量がポイント)
卵液にグラニュー糖とはちみつを加え、混ぜる。(はちみつでしっとりする)
バターと牛乳を耐熱容器に入れ、レンジで溶かす。(温度は60度くらい)
溶かしたバターと牛乳を湯煎で保温しておく。
卵液のボウルを60度くらいの湯(耐熱ボウルの場合は70度くらい)で湯煎し、人肌程度(夏は36度、冬は40度)まで温める。ミキサーの高速でしっかりと泡立てる。生地を垂らした時にリボン状に垂れて、文字を書いてゆっくり消えるくらいが目安。
さらに低速で5分ほど泡立ててキメを整える。(この時にオーブンの予熱をする)
薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで「の」の字を書くように混ぜる。ボウルを反対の手で半周回しながら混ぜる。粉気がなくなってからも約40回混ぜ、生地にツヤが出るまで混ぜる。
保温しておいた溶かしバターと牛乳に、泡立てた生地をゴムベラで2すくい分ほど入れて混ぜる。気泡が潰れてもOKなので均一に混ぜる。
バターと牛乳を混ぜた生地を、ゴムベラに伝わせながらメインの生地に加え混ぜる。油脂を入れてからは気泡が潰れやすいので手早く約20回混ぜる。
型に生地を流し入れ、ボウルに残った最後の生地の気泡が潰れている場合は上部を混ぜてから入れる。型を軽く打ち付けて気泡を抜いてから、オーブンで焼く。
焼きあがったら、串で刺して焼き具合をチェックし、串に生地がつかなければOK。
すぐに20~30cmくらいの高さから落とし、内部の蒸気を抜き、焼き縮みを防ぐ。
側面のクッキングシートを外して、ケーキクーラーの上でひっくり返して冷ます。上下を逆さまにして冷ますことで底の気泡を潰さずにスポンジを均一な状態にする。
冷めたらラップで包み、冷蔵庫で一晩休ませる。(ラップは潰れないように優しくする)
休ませた生地の焼き面を薄く切り落とす。焼き面が残った場合は手で優しく取る。
生地を1.5cm厚に3枚スライスする。パン切り包丁で切るのがおすすめ。
カットした際にスポンジのモロモロが断面についていたら、手で払う。乾燥しないように使うまでラップをしておく。
いちごのヘタを取り、サンド用に半分にスライスする。トッピング用には形が揃ったきれいなものを選んでおく。
水分を軽く取りたいので、カットしたいちごをキッチンペーパーの上に並べておく。
生クリームとグラニュー糖、洋酒をボウルに入れ、氷水にあてて泡立てる。ボソボソになりやすいので、使う時にホイッパーで泡立てながら好みの固さに調整する。
回転台の下に濡れた布巾を敷き、スポンジを真ん中に設置する。
スポンジの表面にハケでシロップを塗る。
サンドするクリームをツノが立つくらいしっかりめに泡立て、1段目のスポンジに薄く塗る。
いちごの断面を下にして並べ、隙間を埋めるようにクリームを広げる。余分なクリームは取る。
次のスポンジを乗せ、軽く手で押さえる。同様にシロップ、クリーム、いちごを重ねる。
最後にスポンジを重ねたら、まな板など平らなものを乗せて軽く押し、フラットにする。
下塗りをする。ツノが立つくらいの固めのクリームで全体を覆うようにたっぷりと塗る。(クラムが見えてもOK)
側面が塗れたら、角をざっくりと取る。(飛行機が離陸する時の動きをイメージしてパレットを動かす)
本塗りをする。下塗りより柔らかいクリーム(ツノがゆるく曲がる程度)で塗る。
クリームを全体に広げてから、パレットナイフと回転台を平行に保ち、表面と側面をならす。
側面をならす時、上にクリームが出るようにするのがポイント。最後に角出しの際にキレイに仕上がる。
角を取る時はクリームを都度キレイに拭き取りながら作業し、側面に残ったクリームを中心に集めるようにパレットを動かす。
最後に下の余分なクリームを取る。
ナッペができたら冷蔵庫で30分冷やす。
デコレーションをする時は、ナッペ終わりが後ろにくるようにする。口金はEBM 12切り-#7を使用。ナッペ終わりから絞り始める。
いちごを中央からバランスよく置く。
ナパージュを塗る。(市販のものを使用)
泣かない粉糖、ピスタチオダイスを散らす。
クリスマスピック、シリコンモールドで作ったチョコレート、ジンジャーブレッドマンクッキーで飾り付けをする。
トッピングを取ってから温めたナイフでカットする。(ナイフについたクリームは都度拭く)
💡 コツ・ポイント
卵はサイズによってグラム数がかなり違うため、面倒くさくても計量することがポイント。
はちみつを入れるとしっとりする。
卵液のボウルは、ステンレス製のボウルの方が温度が早く伝わるのでおすすめ。
生地を垂らした時にリボン状に垂れて、文字を書くとゆっくり消えるくらいが目安。
低速で泡立てる作業は、生地のキメを整えることで、しっとりキメの細かい生地を作るために非常に重要。つやが出るまで混ぜる。
粉気がなくなっても手は止めず、そこからさらに混ぜるのがポイント。(約40回混ぜた)
混ぜが足りないと、生地のキメが整いきれず、キメが粗いボソボソした食感の生地になる。
混ぜすぎにも注意。目安は生地にツヤが出るまで。
生地は直接流さずゴムベラに伝えるようにして入れると、生地が傷みにくい。
油脂を入れてからは気泡が潰れやすいので手早く作業する!(混ざったらOK。混ぜ回数の目安は20回)
生地がリボン状に流れ落ちている状態がベスト。
ボウルに残った最後の生地は気泡が潰れていて膨らまないので上部を混ぜてから入れる。
上下を逆さまにして冷ますことで底の気泡を潰さずにスポンジを均一な状態にすることが出来る。
ラップをぴっちりしすぎるとスポンジの形まで変わってしまうので潰れないように優しくラップをする。
焼き面が少し残ってしまった時は手で優しくなでると取れる。
波刃包丁やパン切り包丁で切るのがおすすめ!(ない場合はよく切れる包丁で)
スポンジは台形に焼けるので1番上の生地はひっくり返してナッペをすると良い。これは市販のスポンジでも同じなので覚えておくと良い。
作った方へのワンポイントアドバイス:スポンジはスライスしてから冷凍保存が可能。ラップに包みフリーザーパックに入れて保存(約1ヶ月日持ち)。解凍は冷蔵庫で一晩自然解凍。
乾燥しないように使うまでラップをしておく。
苺は傷みやすいので手で持ってヘタを取るとよりGOOD!
苺の水気は軽く取りたいのでキッチンペーパーの上に並べておく。
生クリームは高い温度が苦手!氷水にあてて泡立てましょう〜
私はいつも動物性7:植物性3の割合で使っています。動物性100%で作ると美味しいのですがボソボソになりやすく扱いにくいのと若干黄身色く仕上がるので植物性もブレンドして使っています。ブレンドすると扱いやすく白く仕上がります。
生クリームはボソボソになりやすいので使う時にホイッパーで泡立てながら調節。
回転台の下には濡れた布巾を敷くと滑らず安定します。
ケーキが真ん中に設置できていないとうまくナッペができません。スポンジを乗せたら微調整をして真ん中においてください!
ハケでシロップをうつ。(ひと手間でスポンジ生地がよりしっとり)シロップの作り方は概要欄に記載。
サンドするクリームの固さはツノが立つくらいしっかりめに!
苺の断面を下にして並べる。中心を避けて並べるとカットがしやすくなります。
ナッペには「下塗り」と「本塗り」があります。下塗りはケーキのクラム(カス)が出ないようにするためのもの。この段階ではスポンジが透けていてOK。
本塗りは下塗りよりも柔らかいクリームで!(ツノがゆるく曲がる程度)
この時に上にクリームが出るようにするのがポイント!(最後の角出しの際にキレイに仕上がります。)
角を取る時はクリームを都度キレイに拭き取りながら作業。この部分がキレイなことを確認してから!
イメージは飛行機が離陸する時の動き。角を取る時は側面に残ったクリームを中心に、ヘラを奥に持ち上げるイメージで、ならす。
デコレーションするときはナッペ終わりが後ろに来るように!
口金はEBM 12切り-#7使用。ナッペ終わりから絞り始めてね〜。今回はわかりやすいようにシェル絞りのデコレーション。口金を奥に持ち上げるイメージでふんわりと!
苺は中心から置くとバランスがとりやすいよ!
ナパージュを塗る。(市販で売っているものを使用)
泣かない粉糖(水分に強い粉糖です)。
トッピングをとってからカットするとキレイ!温めたナイフで切る。(ナイフについたクリームは都度ふいてね〜)
ケーキは意外と手軽な材料で作れるよ〜特別な日を手作りケーキでもっと特別にしよう♪いろいろなデコレーションができるのも手作りの魅力♪楽しんで作っていただけると嬉しいな〜
このレシピについて
この動画では、ふわふわでキメ細やかなスポンジ生地の作り方と、プロのような美しいナッペのコツを徹底解説しています。卵の泡立て方、粉の混ぜ方、焼き方、粗熱の取り方まで、しっとりとしたスポンジを焼き上げるための重要なポイントを詳しく紹介。さらに、きれいにスライスしたスポンジにクリームといちごを贅沢にサンドし、スムーズなナッペの手順とデコレーションのヒントも丁寧に説明されており、クリスマスや誕生日など特別な日にぴったりの王道ショートケーキを自宅で作れるようになるための初心者向けレシピです。
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