フィナンシェ | 【卵白消費レシピ】フィナンシェをサクフワにする大事な焼く前の手順も教えます!How to makeFinancierの要約
🥣 材料
- 60g
- 25g
- 25g
- 70g
- 60g
👩🍳 作り方
薄力粉とアーモンドパウダーを混ぜ合わせ、ふるいにかけます。
無塩バターを鍋に入れ、中火から強火で加熱して焦がしバターを作ります。
ホイッパーで混ぜながら加熱し、乳固形分が鍋底に沈んで焦げ付かないようにします。
バターがキツネ色になり始めたら、焦げ付きに注意しながら、鍋底が焦げ付かないように混ぜ続けます。
好みの焦がし具合になったら火から下ろし、鍋底を水に当てて熱を冷まし、焦げ色の進行を止めます。
ボウルに卵白を入れ、きび糖を加えてホイッパーで砂糖が溶けるまで混ぜます。
ふるっておいた薄力粉とアーモンドパウダーを加え、粉気がなくなるまで混ぜます。
約50℃まで冷ました焦がしバターを生地に加えて、均一になるまで混ぜ合わせます。
生地を絞り袋に入れ、フィナンシェ型に均等に絞り入れます。
200℃に予熱したオーブンで、190℃に下げて13〜15分焼成します。
💡 コツ・ポイント
アーモンドパウダーの品質は味に大きく影響するため、良いものを選ぶのがおすすめ。特にマルコナアーモンドパウダーが推奨されています。
薄力粉とアーモンドパウダーは、完全に混ざるように3回程度ふるうと失敗が少ないです。
焦がしバターを作る際は、乳固形分が沈んで焦げ付かないように、ホイッパーで少しだけ混ぜながら加熱します。
溶かしバターと焦がしバターは水分量が異なり、フィナンシェには焦がしバターが適しています。
焦がしバターは、一度色づき始めると早いスピードでどんどん焦げていくので注意が必要です。泡で中の様子が見えなくなったら一度火から外すなどして調整しましょう。
焦がし具合によって香りや風味が大きく変わるので、お好みの色になるまで焦がしましょう。熱が入りすぎないように火から下ろして混ぜ続けることも重要です。
焦がしバターは非常に熱いので、火傷に注意しましょう。
焦げ色の進行を止めるには、鍋底を冷水に当てて熱を下げると良いです。
卵白は薄く広げて冷凍保存が可能で、必要な分だけ凍ったまま計量できて便利です。
卵白と砂糖を混ぜる際は、泡立てるのではなく、卵白の水分で砂糖を吸わせることが重要です。
焦がしバターは作りたてだと高温なので、火傷に注意し、少し冷ましてから生地に加えます。
焦げ付きが多い場合は裏ごしして取り除きますが、丁寧に焦がせていれば焦げた部分も一緒に加えることで香ばしさが増します。
バターは40-60℃くらいの温度で加えると、生地と綺麗に混ざります。冷たいバターだと混ざりにくいです。
シリコン型と金属型では焼き方が異なるため、レシピと型の種類を合わせるか、調整が必要です。
焼き始める生地の温度によって仕上がりが変わります。温かい生地で焼くと外側カリッと、中がフワッと仕上がり、表面が少し割れます。冷やした生地だとよりカリカリになり、あまり膨らみません。
フィナンシェは冷凍保存が可能ですが、カリふわの食感は失われ、しっとりとした食感に変わります。焼き立てを味わえない代わりに、長期保存が可能です。
このレシピについて
本動画では、卵白を消費してサクフワ食感のフィナンシェを作るレシピを紹介します。焦がしバターの作り方から生地の混ぜ方、焼き方まで、各工程でのコツやポイントが丁寧に解説されています。特に、焦がしバターの加減がフィナンシェの風味を大きく左右することや、焼き始める生地の温度による食感の違いが詳しく説明されており、初心者でも本格的なフィナンシェ作りに挑戦できます。焼き立てのカリッとした外側とフワッとした内側の食感は格別です。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く