ロールケーキ | 巻かないロールケーキ<みかん>:断面が必ず綺麗に出来る簡単ロールケーキの作り方 How to make cake roll MIKANの要約
🥣 材料
- 200g
- 10g
- 90g
- 4個
- 4個
- 15g
- 30g
- 70g
- 35g
- 適量
👩🍳 作り方
型(27cm角の板)にオーブンシートを敷き、オーブンを190℃に予熱しておく。
薄力粉とココアパウダーを一緒に3回ふるいにかける(ダマをなくし、均一に混ぜるため)。
全卵を卵白と卵黄に分け、卵白には上白糖の大部分(50g)を加えてハンドミキサーで角が少し曲がる程度のメレンゲになるまで泡立てる。
牛乳をラップをして電子レンジ(600W)で30秒〜1分、完全に沸くまで温める。
卵黄に残りの上白糖(20g)を加えて、泡立て器でしっかり混ぜる。
卵黄と砂糖を混ぜたものをメレンゲに加えて、ゴムベラで底からすくい上げるように混ぜる。
ふるっておいた粉類を加えて、ゴムベラで底からすくい上げるように混ぜる。
温めた牛乳の一部を生地に加えて混ぜ、それを生地全体に戻してゴムベラで混ぜる(液体が沈むのを防ぐため)。艶が出るまで均一に混ぜる。
生地を型に流し込み、カード(またはスケッパー)で平らにならす。一度トンと台に落とし、180℃に設定したオーブンで20分前後焼く。
焼き上がったらオーブンから取り出し、型ごと台に数回軽く落として縮むのを防ぎ、オーブンシートごと板から外して粗熱を常温で30分程度取る。
生地の紙を剥がし、3cm幅の帯状にカットする(8本分)。
ケーキフィルム(または厚紙、クッキングシート)を使い、焼き目を内側にして生地をリング状に組み立てる(8個分)。
ホワイトチョコレートと水あめをボウルに入れ、生クリームの半分(100g)を加えてラップをする。電子レンジ(600W)で30秒ずつ5〜6回加熱し、溶かす。溶けたらゴムベラでしっかり混ぜる。
残りの生クリーム(100g)を加えて混ぜる。ラップをして冷蔵庫で2時間程度冷やす。
鍋にお湯とベーキングパウダーを入れ火にかける。みかんの皮を剥き、沸いたお湯に30秒程度入れて取り出し、氷水に入れて冷ます。
氷水の中でみかんの太い筋を指で取り除く(よりなめらかな口当たりにするため)。
みかんを半分にカットする。
リング状の生地の中にカットしたみかんを入れ、冷やして泡立てたクリームを絞り、冷蔵庫で冷やしてクリームと生地を一体化させる。
💡 コツ・ポイント
卵白に砂糖を最初からすべて入れて泡立てると、マシュマロのようなもっちりとした、しっとり感の強いふわふわの生地になる。
粉類は事前に混ぜてふるっておくことで、後の作業で失敗しにくくなる。
生クリームや溶かしバターなどの液体系は、一度生地の一部と混ぜてから全体に戻すと、比重が重くて沈まずに均一に混ざりやすくなる。
生地を型に広げる際は、カードを同じ方向に動かすと、ムラなく綺麗に仕上がる。
ロールケーキの形を作るためのフィルムがない場合は、厚紙やクッキングシートで代用可能。
泡立てた生クリームだけでロールケーキを作る場合は、乳脂肪分40%以上のものがおすすめ。
みかんは皮を剥いただけでも問題ないが、熱湯と氷水処理で筋を取り、表面を加熱することでよりジューシーで口当たりの良い仕上がりになる。
巻かないロールケーキは、具材が均等に配置されるため、どこを切っても美しい断面が楽しめる。
このレシピについて
巻かずに作れる、断面が美しい「巻かないロールケーキ みかん」のレシピ動画です。ふわふわでしっとりとしたココア生地は、卵白と卵黄を別々に泡立てる「別立て」製法を採用。これにより、きめ細かく、口どけの良い食感に仕上がります。クリームはホワイトチョコレートと水あめを組み合わせることで、濃厚でありながらも滑らかな口どけを実現。生地作りからクリームの準備、みかんの下処理、そして組み立てまで、パティシエの詳しい解説とポイントが詰まっており、初心者でも失敗せずに作ることができます。見た目も華やかなので、おもてなしやご褒美スイーツにもぴったりです。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く