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スポンジケーキ | 【保存版】3分半で焼ける!レンジで作るとこんなに美味しい!!正統派ジェノワーズレシピ 回転台なしでデコレーション Orthodox sponge cake made in the microwaveの要約

🥣 材料

  • 10g
  • 一振り
  • 50g
  • 2個
  • 60g
  • 400cc
  • 1パック
  • 20g
  • 20g

👩‍🍳 作り方

直径15cm、高さ5cmのシリコン型を用意します。レンジ対応で深さのある容器なら何でも使えます。底に敷くクッキングシートを準備し、型に合わせて鉛筆で丸く線を引きます。型の内側に敷くため、線よりやや内側をハサミでカットします。

生地作りの前に、バター10gを耐熱カップに入れ、電子レンジで溶かします。溶けたらバニラオイルを1振り加えて混ぜておきます。

薄力粉50gを事前にふるいにかけて準備します。通常レシピより少なめにすることで口溶けの良いスポンジになります。

ボウルに卵2個(約100g)を割り入れます。冷蔵庫から出したての冷たいままで大丈夫です。卵をほぐしたら、砂糖60gを加えます。砂糖は生地をしっとりさせるので減らさないのがおすすめです。

ハンドミキサーの最高速で4分間、卵と砂糖を泡立てます。ミキサーとボウルを逆方向に回すと効率的です。泡が白っぽく、線がしばらく残るくらいまで泡立てます。

最後にミキサーの最低速で1分間、キメを整えるように泡立てます。ボウルだけを回したり、ミキサーをゆっくり動かしたりすると、泡が細かくなって潰れにくい強い泡になります。

泡立てた卵液に、ふるっておいた薄力粉を数回に分けて加えます。粉を散らすように、ゴムベラで大きく混ぜます。泡を潰さないように、1回1回を大きく動かし、混ぜる回数を少なくするのがポイントです。

薄力粉がまだ少し見えるくらいで、卵液の一部を溶かしバターのカップに入れ、均一になるまでしっかりと混ぜます。油分が入ると泡が消えやすいので、泡を潰すことを気にせず混ぜます。

バターと混ぜた生地を、低い位置からメインの卵液が入ったボウルに戻し入れ、全体が均一になるまで大きく混ぜ合わせます。

用意しておいたシリコン型に、生地を低い位置から優しく流し入れます。表面に色ムラがある場合はバターなので、表面だけくるくると混ぜてムラをなくしておきます。大きな気泡が目立つ場合は軽くトントンしても良いですが、必須ではありません。

電子レンジ500Wで3分30秒加熱します。受け皿を敷いておくと、溢れても安心です。加熱後、乾燥防止にキッチンペーパーなどをかけておくと、余分な水分を吸い取ってくれます。

レンジから出す時は優しく扱い、シリコン型から外すのは、しっかり冷めてからにします。

完全に冷めたスポンジをスライスします。波刃がなくても普通の包丁で、まっすぐ、まっすぐと念じながらスライスできます。厚さは1.5cm以上がおすすめです。今回は5cmを3枚にスライスするため、1.7cmくらいにカットします。

生クリーム400ccを泡立てます。生クリームは8〜10%の砂糖32gを加えます。使う生クリームは40%前後のものがおすすめです。ゆるい筋がつくくらいになったら一旦止め、サンド用は半分だけ硬く泡立てます。デコレーション用のクリームはツヤがあり、ピンと角が立つくらいの固さにします。

お好みで、シロップ(砂糖20g、水20gをレンジで溶かしたもの)を用意します。スポンジが柔らかく焼けていれば不要ですが、時間が経って硬くなった場合に塗ると良いです。よく冷ましてから均等に塗ります。

苺1パックを用意し、形の良いものはデコレーション用に、色ムラがあったり形が悪いものはサンド用に分けます。ヘタをギリギリでカットし、サンド用の苺は5枚くらいにスライスします。

絞り袋に星口金(8-8番など、手に入りやすいものでOK)をセットし、生クリームを詰めます。丸口金でも代用可能です。

スポンジを皿に乗せ、お好みでシロップを軽く塗ります。パレットナイフの代わりに絞り袋でクリームを外側から絞っていきます。クリームが厚くなりすぎないように、少し潰しながら絞ります。

スライスした苺を並べ、その上から再度クリームを絞ります。スポンジを乗せたら軽く押さえます。このタイミングでシロップを塗ることもできます。

2段目、3段目とスポンジを重ねて、クリームと苺を挟んでいきます。外側から絞っていくと、横から見たときもきれいに仕上がります。

仕上げのクリームを用意する間、重ねたケーキは冷蔵庫に入れておきます。絞り袋に残ったクリームはボウルに戻し、柔らかいクリームと硬いクリームを混ぜ合わせ、均一な柔らかさにします。パックに残った生クリームの液体を少し加えると、ツヤと滑らかさが復活します。

全体が柔らかいクリームになったら、きれいな絞り袋に詰め直します。カードや定規でクリームを押し上げて、絞りやすくします。

柔らかいクリームをケーキ上面に絞っていき、パレットナイフで全体を均等にならします。回転台がなくても、なんとなく回しながらきれいに塗ることができます。クリームを絞ってのせているので、表面を整えるだけでまっすぐ塗れます。

デコレーション用の絞る生クリームは硬めに泡立てておきます。絞りの跡がきれいに出るように、くっきり線が出るツヤのある固さがベストです。ミキサーがなくても手で簡単に作れます。

残りの苺を上面にデコレーションしていきます。外から見えるように苺はフチギリギリに配置します。中心に苺を一つ置きます。

残りの苺を外側に並べて完成です。カットは仕上げてから1時間くらい冷やしてからにすると、全体が馴染んで断面もきれいです。包丁やナイフを温めると切りやすいです。

💡 コツ・ポイント

卵3個で作る5号サイズが卵2個で作れるので、つまり1.5倍膨らみます!

だから今までより絶対上手く焼けるうえに、ちょっとコスパもいい!

レンジ対応で深さのある容器ならなんでも使えます!

クッキングシートは型の線よりやや内側を切ることで、シリコンの厚み分小さめに切るとピッタリに!

ラップを使用する際、内側にぴったり沿わせて輪ゴムで止めないとずれて落ちてスポンジが縮んでしまいます。

ラップを敷いたシリコン型で実際に焼いてみると、ラップがずれて内側にしぼみ、小さく、高さも低くなってしまうためNGです。

溶かしたバターを入れるとスポンジがふんわりしっとりに!

バターは有塩でもケーキ用マーガリンでも大丈夫です。

卵臭さを消すバニラオイルやバニラエッセンスを忘れずに入れておきましょう。

バニラオイル(またはエッセンス)はついつい入れ忘れがちなので、先にバターに入れておくと安心です!

バターがない時は油と牛乳で代用できます。油だけでもふわっと焼けますが、粉っぽさが少し口に残るような気がしました。

バターで作ったものと比べるとバニラの香りが強めですが、口溶けの良さはバターとほとんど変わりません。どちらも数日後までしっとり柔らかさが保てます。

油と牛乳は温めずそのまま混ぜるだけで大丈夫です。とろっとするまで混ぜて乳化させます。

バニラオイルやバニラエッセンスを忘れずに!

通常レシピに比べ少し薄力粉は少なめに。固くならず口溶けのいいスポンジになるちょうど良い配合です!

卵は冷蔵庫から出したての冷たいままで大丈夫です。1つ50g〜55gのM玉を2個使用し、殻のままで60g〜65gです。Lサイズ、Sサイズの場合は計量して合計100gに合わせてください。

泡立てには湯煎も使いません。少量なのでハンドミキサーなら大丈夫です。湯煎を使うと泡立ちは良いですが、気泡の大きい泡になりがちで、荒くて潰れやすいです。

砂糖は生地のしっとり感を保つので減らさないのがおすすめです。

ミキサーとボウルを逆方向に回すともっと効率的です!1分で白っぽくなってきます。2分経つとさらに白く、ふわふわしてきます。生地を垂らすとしばらく線が残るまで泡立ちます。

混ぜても潰れにくい生地にするため、もう少し線がくっきり残るくらいまで泡立てていきます。

大小の気泡がバラバラな状態なので、最後にキメを整えます。一番低速で1分間泡立てます。ボウルだけを回すようにしたりミキサーをゆっくり動かすようにすると、泡が細かくなってツヤツヤに!潰れにくい強い泡になります。

スポンジの出来は卵の泡立てにかかっているので、しっかり確認しながらいきましょう!ちなみに、ボウルやゴムベラ、ミキサーに油がついてると卵が泡立ちにくくなるので、作る前に確認してください!

溶かしバターと生地を混ぜる工程は、泡が潰れても気にせずに!

油分が入ると卵の気泡は消えやすいので、大きく混ぜて回数を減らす意識で!慌てずゆっくりで大丈夫です!

周りもすべてしっかり払って、均一になったら混ぜるのを止めます。

高いところからダーッと流すと衝撃で生地が潰れます。低い位置から優しく流しましょう。

表面に色ムラがあるのはバターです。このまま焼くとそこだけ沈んでしまうので、表面だけくるくると混ぜてムラをなくしておいてください。

大きい気泡が目立つ時はトントンしてもいいですが、あまり必要ないです!

レンジで加熱すると溢れそうになるくらい膨らむので、受け皿があるとハラハラせずに済みます。

加熱中、ぷくーっと膨らみますがその瞬間を撮るのは難しいです。

加熱後、乾燥防止にペーパーをかけておくと、生の生地をキレイに吸ってくれます。全部焼こうとすると中から焦げたり、固くなったりするので追加加熱はしません。

私はキッチンペーパーあまり買わないのでティッシュで代用。笑

ちなみにオーブンでは焼き上がった後、縮まないように型を高いところから落としてスポンジ内の空気の入れ替えをしますが、レンジの場合はしなくても大丈夫です。

シリコン型から外れてしまうとスポンジが縮むので、レンジから出す時は優しく。型から外すのも、しっかり冷めてからにします。

これは卵1個バージョンですが、型を引っ張ってしまって外れたため、外れたところだけわかりやすくしぼんでいます。

ちゃんと冷ませばしぼまずキレイに型から外せます!底もクッキングシートを敷けば真っ直ぐキレイです!

スポンジ大きすぎるなーと感じる方向けに卵1個バージョンもあります。卵1個なら泡立ては3分、レンジ加熱は1分40秒です。線がかけないくらいしっかり泡立ちました。

卵1個バージョンでも泡立ての最後は低速でキメを整えるのを忘れずに。

バターではなく牛乳+油でやってもみます。手順は全く一緒です!

気泡が潰れずつやつやなまま生地ができました!

型から外れてなければ真っ直ぐになってたはずです。

波刃がなくても普通の包丁でスライスできます。まっすぐ、まっすぐ、と心の中で唱えていると案外キレイにできたりします。

ふわふわ柔らかいスポンジケーキ!レンジでこんなに上手にできるとは!見た目も全く劣らない、真正正銘のジェノワーズです!オーブンより断然上手くできます!

しっとり口溶けのいい生地。キメの細かさ伝わりますか?

スポンジの厚さは1.5cm以上がおすすめです。今回は5cmを3枚にスライスするので1.7cmくらいです。3段なら真ん中を薄めにするとバランスが良いです。かなり大きくなるので2段でも十分!

スライスしたスポンジは乾燥しないようにラップをして保存袋に入れます。

砂糖は生クリームの8〜10%(32g)にします。使う生クリームは40%前後がおすすめです。30%前後はクリームがゆるすぎます。40%台だと硬く泡立てられるので、ケーキがずれずカット面もキレイです!軽めなクリームが好きなら40%台と30%台のクリームを混ぜて自分好みに!動物性と植物性ホイップを混ぜるのもコストカットまでできておすすめです。

サンド用生クリームはゆるい筋がつくくらいになったら一旦ストップ。スポンジに挟むサンド用は半分だけ硬く泡立てています。ボウルを傾けず、ミキサーも大きく動かさないように手前側だけ硬く立てます。サンド用はスポンジがすべらず、断面もきれいになるように艶がなくなるまで硬く!

スポンジのシロップはお好みで!スポンジが柔らかく焼けていれば不要です!作る場合は砂糖と水を1:1の比率(各20g)で電子レンジで溶かせば完成です!

リキュールを香り付けに少量入れると美味しいです!おうちにリキュールがあればぜひお試しください!

シロップは、仕上げてから食べるまで時間ががく時や、生地が固くなってしまった時だけ塗るのがおすすめです。よく冷ましてから均等に塗っていきます。たっぷり塗ると裏まで染み込んでしまうので、表面に軽く打つ程度で大丈夫です!

苺は形のいいものはデコレーション用に、色ムラがあったり形が悪いものはサンド用に分けましょう。

苺のヘタはギリギリでカットします。

苺の大きさによりますが、5枚くらいにカットしました。

口金は使いやすい星口(8-8番)にしました。家にあるもの、手に入りやすいもので大丈夫です。丸口でも同じように使えます。絞れればOK!

サイドにはクリームを塗らずに仕上げるので、絞り袋を使う方がキレイに仕上がります。クリームが厚くなりすぎないように、垂らすのではなく少し潰しながら絞りましょう。

シロップを塗るならこのタイミングで。

外側から絞っていくと、外から見える部分も見た目良く仕上がります。

外から見えるように苺はフチギリギリに配置しましょう!

仕上げのクリームを用意する間は冷蔵庫へ入れておきましょう。深いボウルをかぶせて蓋代わりにするのも良いです。

絞り袋に残ったクリームはボウルに戻し、一旦リセットします。ボウルの半分に残しておいた柔らかいクリームと、硬い生クリームを混ぜて均一にしていきます。固さにムラがないようによく混ぜましょう。

パックに残った液体のままの生クリームは、ここで硬くなりそうなクリームにツヤと滑らかさを復活させてくれるので、最後までとっておくと便利です!

全体が柔らかいクリームになったら、きれいな絞り袋へ移し替えます。仕上げもキレイに絞れるように、カードや定規でクリームを押し出して、空気を抜いておきましょう。

星口金の角にも脂肪分が詰まっていることがあるので、勢いよくクリームを出したり、拭き取ったりしてキレイにしてから使いましょう。

クリームを上面に絞ったら、パレットナイフで全体をならします。回転台がなくても、なんとなく回しながら塗るだけでまっすぐ塗る事ができます。

クリームを真ん中にポンっとのせて広げるのは回転台がないと難しいです。また、クリームを整えているうちについ薄くなりがちですが、少なくなったらまた同じように絞って足せばOKです!

パレットナイフを温めて塗る技は、専門学校の時に聞いた事のある技ですが、重いので参考までに!

カットは仕上げてから1時間くらい冷やしてからにしましょう。全体が馴染んで断面もキレイになります。包丁やナイフは温めると切りやすいです。ナイフでぐっと押さないで、小刻みに動かしてナイフの重みで下がっていく感じで切りましょう。

このレシピについて

電子レンジで作れる正統派のジェノワーズ(スポンジケーキ)レシピです。オーブンを使わないため、特別な技術がなくてもふんわりしっとりとした口溶けの良いスポンジが簡単に焼けます。卵は冷蔵庫から出したてのものでOK。ハンドミキサーでしっかりと泡立て、溶かしバターと薄力粉を優しく混ぜ込むのがポイントです。焼き上がりはレンジで3分半と短時間で、コストパフォーマンスも良いです。生クリームと苺でデコレーションし、本格的なショートケーキが手軽に楽しめます。

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