バスク風チーズケーキ | プロが作る本気の濃厚バスクチーズケーキの作り方を紹介します!How to make Basque cheese cake!!の要約
🥣 材料
- 400g
- 100g
- 3個
- 10g
- 10g
- 200g
👩🍳 作り方
15cmの底が取れる丸型を用意し、茶色のクッキングシートを水で濡らして揉み込み、型に沿わせて敷き詰めます。これによりシートが柔らかくなり、型の隅まで敷き詰めやすくなり、バスクチーズケーキらしい素朴な見た目になります。
室温に戻したクリームチーズ(400g)をボウルに入れ、ゴムベラで柔らかくなるまで練ります。クリームチーズが冷たい場合は、600Wの電子レンジで10秒ずつ、溶かさないように注意しながら温めます。
クリームチーズが柔らかくなったら泡立て器に持ち替え、グラニュー糖(100g)を加えて均一になるまでしっかりと混ぜ合わせます。砂糖がチーズの水分を吸って全体が滑らかになるまで混ぜます。泡立てるのではなく、馴染ませるように混ぜるのがポイントです。フードプロセッサーがあれば最初から混ぜても良いです。砂糖は甘さだけでなく、焼き色としっとりさにも影響します。
全卵(3個)を加え、泡立てないように優しく混ぜ合わせます。卵黄の乳化作用で水分と油分が綺麗に混ざります。混ぜすぎを気にせず、ひたすら混ぜるだけで大丈夫です。
ふるった薄力粉(10g)を加え、中心から混ぜ始め、徐々に全体に広げて混ぜていきます。粉を必ずふるってから入れることで、滑らかな口どけになります。粉を入れてからも混ぜすぎを気にせず、しっかりと混ぜます。
レモン果汁(10g)を加え、混ぜ合わせます。レモン果汁は味わいを深め、チーズ生地を適度に固くする効果があります。少量でも入れないと固まらない場合があるので、必ず加えてください。
生クリーム(200g)を加え、泡立てないように注意しながら、全体が均一になるまでしっかりと混ぜ合わせます。コクと焼いた時の滑らかさを生クリームで作るため、牛乳や豆乳、植物性油脂の生クリームは使用できません。生地がすぐに出来上がるので、オーブンを250℃に予熱し始めます。
ゴムベラでボウルの側面や鍋底に混ぜ残しがないかを確認し、きれいに混ぜ合わせます。分離せずに、なめらかで艶のある生地が完成すればOKです。
生地を準備した型にざるで裏ごしながら流し入れます。裏ごしすることで余分な塊が取り除かれ、より滑らかな口どけになります(必須ではありませんが推奨)。
250℃に予熱したオーブンで30分焼成します。250度は表面を黒くするためで、200〜230度でも焼けます。焼き上がりはフルフルの状態で、中はまだ固まっていない状態です。
焼き上がったバスクチーズケーキは常温で粗熱を取り、その後冷蔵庫で5時間以上しっかりと冷やします。
十分に冷やした後、型から外しクッキングシートをゆっくり剥がします。焼いた後の冷却によって、濃厚で滑らかな食感が生まれます。冷やしすぎは無く、冷やせば冷やすだけ時間経過とともに固くなります。
💡 コツ・ポイント
クッキングシートは茶色の方が雰囲気が出ておすすめ。水で濡らすことで柔らかくなり型の隅まで敷き詰められる。
ちょっと雑な感じに入っているくらいがバスクチーズっぽい。
最初のクリームチーズは必ず柔らかくないと失敗する。もし固い場合は600Wで10秒ずつ溶かさないように温める。
溶けてしまったらもとには戻せないので注意。固い状態で泡立て器だと泡立て器が壊れてしまう。
砂糖がチーズの水分を吸って全体が柔らかくなる。フードプロセッサーがあれば最初から最後まで混ぜれば終わり。
きび糖や上白糖など好きな糖で作れる。溶けた状態だとだめなので、この柔らかさを保つように。
卵のサイズも気にすることはない。卵黄の効果で水分と油分が綺麗に乳化する。混ぜすぎは無いのでひたすら混ぜるだけ。
粉を必ずふるってから入れる事で滑らかな口どけになる。中心から混ぜ始めて徐々に全体に広げて混ぜていく。
粉を入れてからも混ぜすぎは無いのでたくさん混ぜる。
レモン果汁を入れると味わいと適度にチーズ生地を固くする効果がある。少量だからと言って入れないと固まらない場合がある。
入れる順番がとても大切。
コクと焼いた時の滑らかさを生クリームで作る。牛乳や豆乳や植物油脂の生クリームでは作れない。生地がすぐに出来てしまうのでオーブンの予熱を忘れずに。
側面や鍋底に混ぜ残しが無いかゴムベラではらう。生クリームは残って冷凍しておいたものでも使える。
裏ごしをする事で余分な塊を取り除くことが出来る。
250度は表面を黒くするためで200-230度も焼ける。
焼き立てはフルフルで全然固まっていない状態。
常温で粗熱を取ってそのあと冷蔵庫で5時間以上冷やしたい。
冷やしすぎは無く冷やせば冷やすだけ時間経過とともに固くなる。15cmの金型で温度時間を守る事が大切。条件が違うと焼き上がりの中の固さが異なるので注意。
中がトロッと柔らかいのが切った瞬間からわかる。完璧な仕上がり。
固まるか固まらないかギリギリの加減が最高の食感。まわりは少し食感が中心はとろけてなくなる!!
焼き加減も大切で冷やし加減もとても大切。食べすぎ注意なくらい美味しいのでぜひ作ってみてください。この角の部分一番美味しいかも。
混ぜる順番がとても大切。
冷蔵庫で冷やす事が重要。高温で焼いて冷やすところまでが口どけを作るポイント。
このレシピについて
プロが教える濃厚でとろける本気のバスクチーズケーキのレシピ。15cmの型を使用し、水で湿らせてクシャクシャにしたクッキングシートを敷き詰めることで、本格的な見た目に仕上げます。クリームチーズと砂糖を混ぜる工程から始まり、卵、薄力粉、レモン果汁、生クリームを順番に加えて滑らかな生地を作ります。250度に予熱したオーブンで短時間で焼き上げ、粗熱を取った後、冷蔵庫で5時間以上しっかりと冷やすことで、表面は香ばしく中はとろける絶妙な食感に仕上がります。混ぜる順番と焼成後の冷却が成功の鍵となる、おうちカフェやおもてなしにぴったりの一品です。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く