レモンケーキ | これぞ本物のレモンケーキ!?いやドリズルケーキの作り方を紹介します!Let Me Show You How to Make Drizzle Cake.の要約
🥣 材料
- 100g
- 150g
- 2個
- 150g
- 5g
- 3個分
- 約50g
- 100g
- 40g
- 120g
- 12-15g
👩🍳 作り方
底が取れる15cm丸型にクッキングシート(側面・底面)を敷いて準備する。
薄力粉150gとベーキングパウダー5gを合わせてふるい、均一に混ぜる。ダマがあれば押し潰しながらふるい落とす。
無塩バター100gを常温で柔らかくする。
柔らかくしたバターにグラニュー糖150gを加え、ゴムベラでバターの水分に馴染ませるように押し付けながら混ぜる。
レモン3個をテーブルに押し付けながらゴロゴロと転がし、果肉を柔らかくする。
柔らかくしたレモンから3個分のレモン皮(黄色い部分のみ)をゼスターなどでおろしてバターのボウルに入れる。
レモン皮を入れたら、香りが飛ばないようにすぐにゴムベラでしっかり混ぜてバターと砂糖でコーティングする。
卵2個を溶きほぐし、バターと砂糖のボウルに少しずつ加えながら泡だて器で混ぜる。卵は冷たいとバターが冷えて分離しやすいため常温にしておく。
ふるっておいた粉類を一度に加え、泡だて器で粉っぽさがなくなるまで素早く混ぜる。混ぜすぎると生地が硬くなるため注意する。
レモン果汁1個分(約50g)を加え、泡だて器で混ぜる。
ゴムベラに持ち替えて生地の混ぜ残しがないか確認し、型に流し入れる。絞り出すように流すとふんわり感がなくなるためそのまま流す。
型に入れた生地をトントンと軽く落とし、表面を平らにして余分な気泡を抜く。
180℃に予熱したオーブンで、170℃に設定して約50分焼く。
焼きあがったケーキをオーブンから出し、熱いうちにレモンシロップ(レモン果汁1個分、グラニュー糖100g、水40gを混ぜてレンジで30秒温めたもの)をハケでたっぷり塗る。
シロップを塗ったら、常温で1時間以上置き、完全に冷ましてシロップをなじませる。
冷めている間に、アイシングを作る。粉糖120gにレモン果汁12-15gを加え、ゴムベラで混ぜる。
アイシングが固い場合は、レモン果汁(または水)をほんの少しずつ加え、ゆっくりと垂れるくらいの滑らかな状態にする。
シロップがなじんだケーキを型から外し、クッキングシートを剥がす。
ケーキのトップにアイシングをたっぷりのせて、自然と重力で周りに垂れるように広げる。
アイシングが完全に乾くまで常温で30分置く。固まりきる前に切り分けることも可能。
💡 コツ・ポイント
このお菓子に限らず必ずふるう事で仕上がりのレベルが上がる。
粉は1回では均一に混ざったとは言えないので2,3回ふるう。
材料のバターは常温の柔らかい状態にしておく。冷蔵庫から出したての時は常温で待つかレンジで短時間加熱する。
バターの水分に砂糖を吸わせることで更に柔らかい状態になる。ひとまとまりに馴染んだら次の工程に進む。
レモンはそのまま使うと硬くてせっかくの果汁が取り切れない。テーブルに押し付けてレモンを潰すように動かすと柔らかくなり果汁が簡単に沢山絞れる。
レモンの皮を削る際は潰すより先に皮を削った方がやりやすい。ライムなどお菓子作りに使う場合も同様に潰す。
皮の白い部分は取れずに黄色い香りの皮だけ取れる便利な道具。チーズを削る際にも重宝する優れもの。
レモンの香りがすぐ揮発するので、削った皮はバターと砂糖の中にすぐ入れる。
道具がなければおろし金などで黄色い部分だけ削り取る。
材料の文字だけではわからない香りを油分で閉じ込めるポイント。
卵は泡立て器で混ぜる方が簡単に混ざる。
お菓子作りは材料の温度を揃えておく方が混ざり易い。
卵は冷たい状態だとバターが冷えてしまって混ざりずらい。
泡立てたいわけではなく混ぜたいだけなので、分離しても気にすることなく混ぜ続けて問題ない。
急いで混ぜることなく粉を馴染ませるように混ぜる。
しっかり粉に水分が合わさる事で焼いた時に膨らむ。
この昔からあるレモン絞り器が一番好き。
オーブンの予熱は180度で焼くのは170度で約50分。予熱が10度高いのは開閉時に温度が下がるのを見越して。
絞って流すと生地のふんわり感がなくなるのでそのまま。
焼き始めの温度が低いと生地が膨らまない原因になる。
生地が平らになり余分な気泡が抜ける。
風のあるオーブンだともっと真ん中が膨らむ。
側面の焼き縮みを防ぐ為にトントンして蒸気を抜く。
レモンシロップの材料は600Wで30秒温めた後オーブンの上に。
染み込ませることを想定して材料の粉を多くしている。
焼き上がり割れずに焼けてしまったら、竹串を刺してシロップを染み込ませやすくする。オーブンの火力によって割れ具合が異なる為。
多いかなと思うくらい染み込ませることでジューシーになる。
冷めてからではなく焼きたてに染み込ませるのが重要。
常温で1時間以上休ませつつシロップが馴染む時間。この馴染ませる時間もとても大切。
レモン果汁がアイシングの固さを決める。水でも作れるが果汁が圧倒的に美味しい。
入れすぎて柔らかくなりすぎるより少し手前くらいで調整。微調整分の果汁がなければ水でも可能。
アイシングはこのまま常温で30分もすれば乾燥して表面がシャリッと固まる。待たずに固まりきる前に切り分ける。
バターの固さが決まれば後は混ぜ進めるだけ。
シロップの量は私の他のレモンケーキもよく多いだろうと言われるが、だからこそジューシーでレモンを食べているかのような味わいになる。
皮の香りを閉じ込める方法もお伝えしました。プロの技を言い過ぎです(謙遜)。
このレシピについて
レモン果汁とレモン皮をたっぷりと使用し、爽やかな酸味と香りが楽しめるレモンケーキのレシピです。バター、卵、砂糖、粉類を混ぜて焼き上げた生地に、焼き立てのうちにレモンシロップをたっぷりと染み込ませ、最後にレモンアイシングで仕上げます。混ぜて焼くだけのシンプルな工程で、初心者でもプロのような本格的な味わいのジューシーなレモンケーキが作れます。レモンの皮と果汁を生地、シロップ、アイシングと様々な形で使うことで、レモンのあらゆる魅力を最大限に引き出した贅沢な一品です。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く