チョコキャラメルクッキーシュー | みんなが絶対大好きなクッキーシュークリームの作り方を紹介します! How to make the PERFECT choux au craquelin!!の要約
🥣 材料
- 50g + 10g
- 3個
- 50g + 30g + 20g
- 10g + 5g
- 80g
- 1g
- 20g + 50g + 100g
- 2個
- 200g
- 70g
- 300g
- 適量(仕上げ用)
👩🍳 作り方
クッキー生地用の卵3個を溶いてほぐし、一部(10g)を取り分けておく。
溶かしバターに砂糖を加えて混ぜ、溶き卵10gを加えて混ぜる。
薄力粉とココアパウダーをふるいにかけて混ぜる。粉類を3回ふるうことで均一に混ざる。
溶かしバターと卵液を混ぜたボウルにふるった粉類を一度に加え、ゴムベラで粉が見えなくなるまで混ぜ合わせる。
出来上がったクッキー生地をラップで挟み、麺棒で5mm厚さに伸ばす。シューのサイズに合わせ、5cmの丸型で8個抜き、冷凍庫で固まるまで冷やす。
シュー生地用の薄力粉、ココアパウダー、塩をそれぞれふるいにかけて混ぜる。
耐熱ボウルに無塩バターと水を入れ、ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱する。
加熱して沸騰した液体に、ふるっておいた粉類を一気に加え、ゴムベラで手早く混ぜる。生地がネチネチした状態になったら、ラップをして電子レンジ600Wで30秒加熱し、混ぜる工程を2回繰り返す。生地が手につかず、熱い状態が理想。
シュー生地に溶き卵を1/3量ずつ加え、その都度ゴムベラで混ぜ合わせる。生地が三角形に垂れるくらい滑らかでツヤのある状態が目安。
冷凍しておいたクッキー生地を型で抜き、剥がしたフィルムの上に置く。
オーブンを200℃に予熱開始。天板にクッキングシートを敷き、5cm程度を目安に薄力粉で印をつける。絞り袋に入れたシュー生地を印の上に絞り出す(高さが出るように)。
絞り出したシュー生地の上に、抜いておいたクッキー生地をそっと乗せる(押さえつけない)。
霧吹きで水を軽く吹きかけ、200℃のオーブンで15分、その後190℃で20分焼く(途中で開けない)。
【キャラメルクリーム作り】鍋にグラニュー糖を鍋底に均一に広がる程度に入れ、中火で焦がす。狙った焦がし具合になったら火を止めて生クリームを少しずつ加え、余熱で均一になるまで混ぜる。
【チョコカスタードクリーム作り】卵黄にグラニュー糖を加え、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。ふるった薄力粉を加え、粉が見えなくなるまで混ぜ合わせる。
牛乳(常温)を加え、泡立て器で均一になるまでしっかり混ぜる。
ラップをして電子レンジ600Wで1分加熱し、都度混ぜる工程を4回繰り返す。カスタードが滑らかな液状状態になり、とろみがついたら加熱終了。
カスタードが熱いうちにビターチョコを加え、チョコが溶けるまで泡立て器で混ぜる。粗熱が取れたらバットに広げてラップを密着させ、氷水か冷蔵庫で急冷する。
【チョコクリーム作り】生クリームを固く泡立てる(ボソボソになるくらい)。
冷やしたチョコカスタードをボウルに移し、ゴムベラでほぐす。
ほぐしたカスタードに泡立てた生クリームの一部を加え、カスタードを伸ばすように混ぜる。その後残りの生クリームを全て加え、下から上へすくい上げるように混ぜる。
シュー生地をひっくり返し、口金や箸で裏や側面に穴を開ける。
絞り袋に入れたチョコクリームを、開けた穴から中心が膨らむまで絞り込む。
冷やしたキャラメルクリームも穴から絞り込む。
お好みでココアパウダーをふるいかけたら完成。
💡 コツ・ポイント
粉類が複数ある場合は、必ず混ぜてから3回ふるうことで均一に混ざる。
クッキー生地を混ぜる際は、ゴムベラを短く持って押し付けるように混ぜると、泡立て器よりも簡単に混ざる。
クッキー生地をラップで挟んで麺棒で伸ばすと、手に付かず簡単に伸ばせる。麺棒は100円ショップでも購入可能。
余ったクッキー生地は再度まとめ、伸ばして使用できる。
シュー生地に塩を加えることで美味しさが3倍アップする。粗い塩はふるいを通らないため、ふるい終わってから加える。
シュー生地は、液体が熱いうちに粉を一度に加え、手早く混ぜることでネチネチした状態になる。
シュー生地に卵を加える際は、一度に全量ではなく数回に分けて加え、その都度しっかり混ぜる。事前によく溶いて常温に戻しておくのがポイント。
シュー生地に卵を加える工程は大変だが、生地が温かいうちに混ぜ終えることが大切。
シュー生地は、ヘラから三角形に垂れるくらい滑らかな状態が理想。これ以上固い場合は焼いた時に皮が分厚くなる。柔らかすぎる場合は生地の皮が薄くなり、よく膨らむ。
シュー生地を焼く際は、オーブンが200℃に必ず予熱されていることが重要。家庭用オーブンは火力が弱いので、生地が温かいうちに焼くことでしっかり膨らむ。口金のサイズは10-12番を推奨。大きい方が絞りやすい。
シュー生地はココアが入ると膨らみにくいので、高さが出るように絞ると良い。
クッキー生地を乗せておく際は、押さえつけない。乗せておくだけで自然に張り付く。
シュー生地を焼いている間は、じっと我慢して途中でオーブンを開けない。
キャラメルクリームはシュー生地を焼いている間に作るのがおすすめ。キャラメル作りが苦手な方は鍋のサイズ(鍋底に均一に広がる程度の砂糖の量)も要チェック。
キャラメル作りで泡が出てきたら、弱火にしてゆっくり焦がすと良い。
キャラメルに生クリームを加える際は、一気に入れると吹きこぼれる場合があるので注意。生クリームの乳脂肪分が高ければ高いほど、濃厚なクリームに仕上がる。
出来上がったキャラメルソースは、焼き菓子に少し混ぜてもコクが出て美味しく、しっとり感をアップさせる効果もある。
塩キャラメルにしたい場合は、ここで塩を加える。さらに口どけ良く贅沢な味にしたい場合は、ここでバターを加える。
熱いキャラメルクリームは、バットや耐熱容器に移し、冷蔵庫か氷水で冷やすと良い。
カスタードクリームは、牛乳でも豆乳でもコーヒー牛乳でも作ることができる。事前に加熱する必要がない「火を使わない」作り方。
電子レンジでカスタードクリームを加熱する際、600Wで1分加熱し、都度混ぜる工程を4回繰り返すことで滑らかに仕上がる。量が多すぎる場合は、一度に加熱できる時間を増やす。
カスタードクリームは、レンジ加熱で中心が温まるため、都度混ぜることで均一に火が入り、なめらかになる。
直火よりも数字で管理できる電子レンジの方が失敗が少ない。
カスタードクリームは3回加熱だとまだ粉に火が入っていないのでネバッとした状態になる。加熱を続けるとサラッと流れるような液状状態になる。カスタード自体は85度を超えた状態で熱いので注意。
カスタードクリームが熱いうちにビターチョコを加えることで、チョコが溶けて濃厚な味に仕上がる。チョコレートは冷えたら固まるので、その効果も考えた水分量にする。
カスタードクリームを冷やす際、ラップを密着させることで表面の水滴や乾燥を防ぐ。急速に冷やしたいので、氷水か冷凍庫であれば30分入れてから冷蔵庫へ移す。
カスタードと生クリームを混ぜる場合は、生クリームを限りなく固く泡立てる。植物油脂系のクリームは固くならないので不向き。
チョコカスタードは、生クリームを混ぜなくても十分に美味しい濃厚クリームとして楽しめる。パンに塗ったり、スポンジにサンドするだけでもかなり美味しい。
クリームを絞る口金は8.9.10番くらいが目安。あまり大きすぎるとシューの穴が大きくなってしまう。右手で絞り、左手でクリームが入ってくるのを感じる。
キャラメルクリームの固さは、食べたり時に中からトロッと出てくる柔らかさが理想。固くしたい場合は、生クリームを入れてから1分くらい煮詰める。
キャラメルを絞る際は、真ん中から奥にめがけて絞り込むことで、クリーム全体に満遍なくキャラメルが入る。左手でキャラメルの入っていく量をしっかり感じる。
ココアパウダーの仕上げは任意。
このレシピについて
この動画では、プロのショコラティエが、サクサクのココアクッキーシュー生地の中に、濃厚なチョコレートカスタードクリームととろける塩キャラメルソースを詰めた「チョコキャラメルクッキーシュー」の作り方を紹介しています。家庭用オーブンでも綺麗に膨らませるコツや、レンジで簡単に作れるカスタードクリームのレシピなど、初心者でも失敗しにくいポイントが満載です。バレンタインや特別な日のデザート、手土産にもぴったりな、リッチな味わいのスイーツを手作りできます。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く