チョコレートマカロン | 難しい作業はいらない最高レベルの手抜きマカロンの作り方!!マカロナージュも焼く前の乾燥もいらない完結編 How to make Macaron!!の要約
🥣 材料
- 100ml
- 80g
- 30g
- 5g
- 30g
- 2個分
- 25g
👩🍳 作り方
マカロンに挟むガナッシュクリームを作ります。耐熱容器に生クリームとチョコレートチップを入れ、ラップをして600Wのレンジで90秒加熱します。
レンジから取り出し、泡立て器で滑らかになるまでよく混ぜます。溶け残りは30秒追加加熱してください。混ぜ終えたらバットに広げ、密着ラップをして冷蔵庫で30~60分冷やし固めます。
手抜きマカロン生地を作ります。アーモンドパウダー、ココア、純粉糖をまとめてふるい器でふるい、ダマがないように手で押し潰しながら均一に混ぜます。
ふるった粉類に卵白1個分(冷凍卵白でも可)を加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで練り混ぜ、ペースト状にします。乾燥しないようにラップをして置いておきます。
別のボウルに残りの卵白1個分とグラニュー糖を全て入れ、湯煎にかけながらハンドミキサーで高速で泡立て、ねっとりとした艶のあるメレンゲを作ります。ボウルを傾けても動かないくらいが目安です。
チョコレートペーストにメレンゲの一部を加え、ゴムベラでなじませるように混ぜて伸ばします。2〜3回に分けて残りのメレンゲを加え、混ぜすぎを恐れず、ボウルの底に混ぜ残しがないように全体を均一に混ぜます。
マカロン生地を焼く準備をします。オーブンシートの上にシルパットを2枚重ねて置き、ジュースのキャップなどで印をつけたA4用紙を挟みます。下からの熱を抑えることで、ピエが綺麗に出るようになります。
生地を丸口金をセットした絞り袋に入れ、シルパットの印に合わせて同じ高さから均一に絞り出します。天板を軽く叩いて生地の表面を平らにし、150℃に予熱したオーブンで14〜15分焼きます。
焼き始めて6分後と10分後にオーブンの扉を素早く開閉し、蒸気を逃がすことで生地の表面が割れるのを防ぎます。焼き上がったら冷めるまで触らず、冷めたらシルパットから剥がします。
冷やし固めたガナッシュクリームを丸口金(9番)をセットした絞り袋に入れ、マカロンの裏にたっぷり絞ります。もう一枚の生地で挟み、軽く回しながらクリームを均一に広げます。サンドしたら冷蔵庫で30分程度冷やし固めます。
マカロンを美味しく保存するために、サンドしたマカロンを立ててラップで包み、匂い移りしないようにジップロックに入れ、冷凍庫で保存します。
解凍する際は、冷凍庫から冷蔵庫に移して約6時間、その後常温に30分程度置いてからラップを剥がします。急激な温度変化は表面の結露に繋がるため、ゆっくりと解凍することがポイントです。
💡 コツ・ポイント
ガナッシュクリームを混ぜる際は、もう少し大きめの容器を使うと混ぜやすいです。
ガナッシュクリームをバットに均一に広げて冷ますことで、口溶けが良くなります。分離しない滑らかな状態になるまで混ぜましょう。
マカロン生地の粉糖は、コーンスターチなどが含まれていない純粉糖がおすすめです。
卵白と粉類を混ぜる際、ボウルがずれないようにタオルなどを敷くと良いでしょう。
メレンゲは泡立てすぎず、ボウルを傾けても動かないくらいのねっとりした状態が理想です。仕上がりは少し温かい状態です。
温かいメレンゲを数回に分けてチョコレートペーストに加えることで、マカロナージュの代わりとなり、綺麗に混ざりやすくなります。
マカロン生地を混ぜる際は、ゴムベラについた混ぜ残しが仕上がりに影響を与えるので、混ぜすぎを恐れず、混ぜ残しがないように均一に混ぜましょう。
シルパットがない場合は、段ボールにクッキングシートを貼ったもので代用できます。ピエを綺麗に出したい場合は、滑らないシルパットが最適です。
マカロナージュや乾燥工程なしで焼くには、オーブンで下からの熱を抑えるためシルパットを2枚重ねて使用するのがポイントです。
予熱が保たれるよう、オーブンの開閉作業は素早く行いましょう。
焼き始めて6分後と10分後に扉を開けて蒸気を逃がすことで、表面が割れるのを防ぎます。特に気密性の高いオーブンの場合、蒸気がこもりやすいため重要です。
マカロン生地は、焼き立てはカリカリでも、クリームの水分を吸って一体化するため、しっかりカリッと焼くことが成功の秘訣です。
使用するチョコレートの種類によってはガナッシュクリームが固まらない場合があるので注意してください(植物油脂入りのものなど)。
マカロンをサンドする際は、生地を回しながら挟むとクリームが綺麗に広がります。
マカロンの冷凍保存は、単なる保管方法ではなく、クリームの水分が生地に移行し、さらに美味しくなるテクニックです。
冷凍庫から冷蔵庫、そして常温へとゆっくり温度を上げて解凍することが大切です。急激な温度差は表面の結露に繋がります。
解凍することでクリームの水分が生地に移行し、焼き上がりよりもケーキのような一体感のある食感になります。これは上級者向けテクニックです。
家庭用オーブンでマカロンを失敗させない最大のポイントは、焼く際の温度管理と蒸気の抜き方です。材料の分量よりも焼き方が重要です。
このレシピについて
この動画では、マカロナージュや乾燥工程を省いた「手抜きマカロン」の作り方を、プロのパティシエが解説します。ガナッシュクリームの作り方から、ココア風味のマカロン生地の混ぜ方、焼き方、仕上げ、そして美味しく保存・解凍するためのコツまで、失敗しにくいポイントを丁寧に紹介しています。家庭用オーブンで綺麗に焼けるよう、下からの熱を抑えるための工夫や、焼成中の蒸気抜きなど、マカロン作りにおける重要な技術が詰め込まれたレシピです。
カテゴリ:
タグ:
レシピ動画のYouTubeチャンネル:
KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く