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ショートケーキ | 【仕上げまで完璧!】3分半で過去一美味しいスポンジが焼ける!正統派ジェノワーズのショートケーキの作り方の要約

🥣 材料

  • 2個(約100g)
  • 70g(スポンジ用)
  • 70g
  • 20g
  • 30g(シロップ用)
  • 15g(シロップ用)
  • 400ml
  • 32g(生クリーム用)
  • 6-8個程度
  • 適量(お好みで)
  • 適量(お好みで)

👩‍🍳 作り方

ボウルに卵を割り入れ、軽くほぐしてから砂糖を加え、ハンドミキサーで中速で4分間泡立てる。生地を持ち上げて線が消えずに残る状態が目安。

薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで底から側面、中央へと返し、混ぜ合わせる。

湯煎で溶かした温かいバター(バニラオイル/エッセンスを加えても良い)に生地をひときすくい入れ、よく混ぜて乳化させる。

バターを混ぜた生地を全体の生地に戻し、手早く優しく混ぜ合わせる。バターが沈殿しないよう、ツヤが出たらOK。

生地を15cmのシリコン型(底にクッキングシートを敷いたもの)に低い位置から流し入れ、型を軽く叩いて空気を抜く。

電子レンジ(500W)で3分加熱した後、一度取り出してふわっとラップをかけ、さらに30秒加熱する。加熱後もラップはかけたままにしておく。

砂糖と水を混ぜ、電子レンジで1分加熱してシロップを作る。粗熱を取り、冷ましておく。

生クリームと砂糖(クリームの8%程度)を氷水にあてながら、ハンドミキサーで泡立てる。サンド用は固めに、仕上げ用はツヤを保つ程度の柔らかさに調整する。

粗熱が取れたスポンジを型から取り出し、3枚にスライスする。

回転台に1枚目のスポンジ(底を上にして)を乗せ、全体にシロップを軽く打つ。

サンド用の固めに泡立てた生クリームを乗せ、パレットナイフで広げ、スライスしたイチゴを並べる(中心は空けておく)。

イチゴが透けないようにクリームで覆い、2枚目のスポンジを乗せる。同様にシロップを打ち、クリームとイチゴをサンドする。最後に3枚目のスポンジを乗せてシロップを打つ。

仕上げ用の生クリームを表面に薄く塗り、回転台を使って側面のコーティングと形を整える。

丸口金を使ってクリームを絞り、イチゴを飾る。

温めたナイフでカットして完成。

💡 コツ・ポイント

スポンジに加えるバターは、製菓用のマーガリンでもOK。ふんわり柔らかくなり卵臭さも消え、出来上がりが良くなります。

器具は、ゴムベラが入る浅めのボウル型が使いやすいです。

溶かしバターは加える時にやや熱い位の温度にしておきたいので、湯煎をごく弱火にかけておくなど、冷めないようにします。

型は15cmのシリコン型を使用し、底だけシートを敷きます。紙型での作り方やチョコ、米粉のスポンジは別動画で詳しく紹介されます。

卵は冷蔵庫から出したてで大丈夫。生地温度が上がり、火の通り方も変わってしまうので冷たいまま始めます。

器具に油分や水分が付いていなければ冷たくても泡立ちます。ミキサーで一度ほぐし、卵黄と卵白を混ぜておきます。

卵黄が砂糖に触れると、きゅっと吸って固まってしまうので、しっかり卵黄と卵白を混ぜておくことが大切です。

ミキサーは中速で泡立てていきます。5段階であれば、3です。ボウルの中をぐるぐる大きく動かして4分間泡立てます。

生地を持ち上げて垂らすと、線が消えずに残ります。レンジ加熱の場合、一気に生地が膨らむので、普通のスポンジケーキ作りのように卵をしっかり泡立てるのが基本ですが、ややキメが粗くなりやすいです。

そこで、ミキサーの速度を下げてみたら、キメが細かく見た目も口溶けも良いスポンジになりました。最後に一番低速の状態でゆっくりと混ぜていきます。

強く動かさず、ゆっくり円を描いていくと気泡が整って見た目もつやつやしてきます。1分間長く感じるかもしれませんが、大事な工程です!

手元に5分タイマーを用意すると、泡立てが4分、最後に1分がわかりやすくなりますよ。

粉をふるって入れます。先に紙の上にふるっておいても、ボウルに直接でも大丈夫。少量の量なのですぐにふるえます。スムーズに進めるために、計量はしておいてくださいね!

粉を入れたら、まずは中央に縦にゴムベラを刺し、底から側面まで、ゴムベラの端をぴったりつけながら移動、くるっと中央に返します。

ゴムベラの幅分ボウルを回し、連続で混ぜていきます。こうすると、混ぜる回数を最小限に効率よく合わせられます。

粉が見えなくなった程度で、バターを使います。バターは溶けていても冷えていたら要注意。生地と合わせた時に固まらないよう、温かい状態にします。

バターにひときすくいの生地を入れ、よく混ぜます。気泡は潰れてしまっても大丈夫。バターの筋やテカリがなくなる位しっかりと合わせます。

バターは、卵の気泡をどんどん消していくので、さっきと同じ要領で手早く合わせます。ややツヤが出たらOKです。

バターがぬるいと生地を入れた途端、冷えてしまい固まってきて、混ざりにくくなってしまいます。しっかり混ぜてうまくいきましたが、本当に固いと失敗する可能性が高いので注意!

型に流す時は低い位置から入れます。高いところから入れると、生地に衝撃が加わってせっかくの卵の気泡が潰れてしまいます。

最後にゴムベラやボウルに付いていた生地は気泡が潰れて、色も濃くなっているはず。そのままだと沈んでしまうので、ヘラの先で混ぜ合わせます。これで生地作りは完璧。

オーブンの予熱忘れはよくあるので、レンジなら、オーブンのこんなうっかりとも無縁です。

終わったら、すぐさま上にふわりとラップをかけ、30秒追加して表面やフチまで火を通します。終わったらラップは外してそのまま放置か、生地が型から離れないようにそっと取り出します。

そのままにする時は、蒸気を逃がすために少し扉を開けます。

シロップを使うのはスポンジが冷めてからで大丈夫です。

砂糖は生クリームの8%がおすすめです。15cmのケーキを仕上げるのに、1パックだとカツカツなので、少し余っても2パック用意しておくと安心です。

空になったパックは捨てずに冷蔵庫に入れておいてくださいね。

生クリームは脂肪分40%前後を選びます。35%くらいだと、クリームが緩く保形性が心配。ただ、45%以上になるとすぐにもろもろパサパサになります。なめらかなクリームの状態で仕上げるのが難しくなります。脂肪分の高いのと低いのを混ぜて使う事もできます。

室内が暖かいか脂肪分が高いなら氷を当てると安心です。植物性ホイップの場合、室温が低ければ氷なしでも大丈夫。その代わり使わない時はすぐに冷蔵庫に入れます。

全体にとろみがついたら、ラップは外しても飛び散りません。

クリームのデコレーションに慣れてない方にオススメなのが、乳脂肪のクリームと植物性ホイップをブレンドする方法です。

乳脂肪は混ぜるだけでなく、パレットで触るだけでもツヤがなくなってパサパサしてきます。植物性ホイップは少し緩めですが、その分パサつかせずにツヤのある状態を保ちやすく、塗り直しがききます。

ふんわりとろみのある状態でストップ。乳脂肪の高いとボソボソになるまであっという間なので、一歩手前で止めて、後は手動で調節すると安心です。

熱いうちに型から生地が離れると凹んでしまいます。加熱後に動かす時は生地が型から離れないように、そーっと持っててくださいね!

冷ましてる間はキッチンペーパーを乗せておくと、乾燥防止になります。

仕上げのデザインは先に決めて、飾りのイチゴは何個必要か、どのくらいの大きさがいいか決めて取り分けておきます。

その他のイチゴは、サンド用にスライス。大体4等分のスライスで厚めに、大きなイチゴなら5枚です。スライスすると戻せない、使う分ずつ切ると安心です。

平たいイチゴなら面が大きく取れるようにこの方向でスライスすると並べるのが楽です。断面にもイチゴがきれいに出てきます。

スライスしたい厚みで軽く切り込みを入れ印にします。手前と奥が同じ高さになっているか、刃が水平か、刃の向きは上を向いていないか、常に確認しながら。力を入れると歪みになるので触れるだけ。このサイズなら、波刃ではなく普通の包丁でもがんばれます。横へ横へ切ろうとすると、スポンジはボロボロしていきます。

スライス補助具が無くて、まっすぐ、の意識だけでは足りないので、やや逆三角よりにすると、キレイに仕上がります。

回転台を回して、スポンジが中央に乗っているか確認。ここがずれていると大問題です。

回転台は家庭用ならお手頃なもので充分です!私のもなめらかには動きませんが、なんとかなります。

斜めになるとクリームが移動してしまうので、必ず水平に。最後に柔らかいクリームが必要なので全部固くはしません。泡立ちにくければハンドミキサーの方が楽です。

乳脂肪の高いとボソボソになるまであっという間なので、一歩手前で止めて、後は手動で調節すると安心です。

やりにくければ、今のうちに半分取り分けておきましょう。ツノが曲がらず、ぴんと立つくらいを目安にしてください。

パレットの持ち方は、上からつかんで人差し指を伸ばします。動かし方は、外へ開くように横へ、水平に動かしながら、左右に開きます。外へ開きながら動かすと、クリームが移動します。

回転台を回す時も、パレットを持つ手は同じ位置です。

今使っているのは植物性が混ざっているので柔らかく見えますが、乳脂肪分だけならもっとしっかりしています。ツヤがなくなるくらいまで泡立てても良いのですが、ボソボソになると舌触りも悪く、カサも減ってしまいます。

ツノが曲がらずピンと立てば大丈夫!スポンジを乗せる時はずれないように軽く抑えてまっすぐに整えます。

表面に塗る分は、ツヤと柔らかさがあった方が良いので、泡立てる時に分けておくと良いんです!

透け透けでいいので、表面にクリームを広げます。この下塗りが終わったら、いよいよ仕上げになります。

サイドも同じ。はみ出たクリームを広げて、足りないところは足して表面をクリームでコーティングして埋めていきます。

スポンジが欠けていたり、凹みがあると穴が空きがちです。パレットに付いたクリームで埋めるように形も整えます。

回転台が滑りやすい時は、濡れた布巾を下に置いてください。

立ち上がってきたクリームを中心にに向かってならします。パレットにはスポンジのカスが付いているはず。仕上げに塗る生クリームには混ざらないように、別容器に入れておくか、ぬぐってしまってもいいです。

仕上げはツヤがあり、形が保てる程度の柔らかさ。パレットですくえるように調整します。

まずはトップにたっぷりとクリームを置いて広げます。クリームはゆるいと塗りにくいし、固いとツヤがありません。固さは手動で整えるのが安心!

全体に広げたら、表面が真っ直ぐになるようにぐるり。パレットの縁を毎回きれいにしながら1周繰り返します。

クリームで覆えたら、回転台を回してまっすぐにします。一番難しいのがここですよね。スポンジが大きかったり出っ張ったりするとそこだけ中が透けて見えるのでクリームを足します。

植物性を混ぜると、何度やり直してもツヤが長く保てます。まっすぐと塗るための最大のポイントは、パレットの角度です。どうしても手に力が入って、内側に傾き台形になりがちです。

やや逆三角よりにすると、キレイに仕上がります。サイドからクリームが立ち上がってると良いです!クリームの固さがちょうど良いという目安。

パレットの切り方はこうです。きれいにするのは、この部分。

ボウルの縁を一度払ってきれいにし、端を押し当てクリームやクラム、小さな脂肪の粒を取り除きます。

この下塗りが終わったら、いよいよ仕上げになります。このクリームを中心にに向けてならし、ケーキの角を出します。ケーキの出来上がりと同じ高さでパレットを水平に持ち、立ち上がりが1番低いところにすっと入れます。

パレットの縁を毎回きれいにしなが1周繰り返します。パレットの角度が大きいと、ケーキの角がシャープに、角度が小さいと丸みを帯びた仕上がりになります。

慣れてきたら、ぜひ好みのフォルムを作ってみてください。私はシャープめが好きです。

最後に回転台とケーキの間に斜めにパレットを入れて1周。回転台とケーキを離します。

絞りの生クリームは、形がきれいに出るようにツヤがあって、筋がきれいに出るのがベスト。ゆるければ泡立てて、ツノがぴんと立つような硬さに、星口金なら特に、線がキレイに出るようにします。

絞り袋は手で握るので、中のクリームが温まりやすいです。パサバサにならないように少しずつ入れるのがおすすめです。いきなり絞らずに、いちどチェック。ボウルの中で良いので、理想の形になるか試します。スライムのような形にしたいのにやや固すぎて三角になってしまいました。冷蔵庫にしまっておいた空の生クリームのパックを使います。

ケーキを移す時はキレイにできた部分を前にして、パレットの跡が残ってる方、自信がない方を後ろにします。

カットの時はナイフは温めるときれいに切れます。お湯を用意するのが一番簡単です。

押し切らず、小刻みにナイフを動かすと自然と下に進みます。ケーキはぷるぷる揺れて大丈夫。緊張の断面!ばっちりイチゴが見えて安心。8個並べるつもりでしたが、大きく6個しか並びません。並び直すとそこだけクリームが禿げるので頑張って修正。イチゴの並ぶ数は、大きさによって変わるのも注意です。

スポンジふわふわ。パサつきは一切なく、クリームと一緒にほどけていきます。シロップを打つと甘さにメリハリがでます。口に残るざらつきもなく、ケーキ屋さんレベルの出来上がり!オーブンではできない柔らかいスポンジになるのでぜひ試してみてください。

このレシピについて

電子レンジで作る、ふわふわしっとり食感の絶品ジェノワーズスポンジを使った正統派の苺ショートケーキのレシピです。オーブンを使わずに短時間で本格的な味わいが楽しめます。卵の泡立て方、バターと粉の混ぜ合わせ方、デコレーションのコツなど、失敗しにくいポイントを丁寧に解説しています。お店のような仕上がりをおうちで手軽に実現できる、初心者にもおすすめのレシピです。

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