チョコフィナンシェ | フィナンシェ型より美味しい?!パウンド型で簡単に美味しいフィナンシェの作り方を紹介します"Financier Recipe | Pound Cake Pan | Easy Baking"の要約
🥣 材料
- 70g
- 20g
- 90g
- 70g
- 35g
- 5g
- 60g
- 5g
- 20g
👩🍳 作り方
パウンド型にクッキングシートを敷きます。
アーモンドパウダー、薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるい器でふるいます。詰まったら指で押して網を通し、1回ふるっただけでは混ざらないので、できれば3回ふるってください。
鍋に無塩バターを入れ、強火から中火で溶かし、混ぜながら焦がしていきます。溶かすだけでなく水分を飛ばし、乳脂肪分が鍋底に焦げ付かないよう均一に混ぜながら、きつね色よりも濃い褐色になるまで焦がします。
焦がしバターがそれ以上焦げないように、鍋ごと冷水に当てて温度上昇を止めます。油なので高温に注意し、温度が60~80℃程度に自然と下がるのを待ちます。
焦がしバターの余熱でミルクチョコレートを溶かし入れ、しっかり混ぜます。使うまでそのまま置いておきます。
ボウルに卵白とグラニュー糖を入れ、泡立てないように均一になるまで混ぜます。冷凍卵白を使用すると混ぜやすいです。
卵白と砂糖のボウルに、ふるっておいた粉類を一度に加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
鍋から直接焦がしバターとチョコレートの混合液を生地に加えます。
蜂蜜を加えます。
生地がサラサラになるまで、泡立てるのではなく均一になるようによく混ぜます。混ぜすぎの心配はありません。常温程度かほんのり温かい状態がベストです。
ゴムベラで混ぜ残しがないか確認し、生地をパウンド型に流し入れます。生地ができたらすぐに焼くことでふっくらと仕上がります。
190度に予熱したオーブンで、180度に設定し30分間焼成します。パウンドケーキのように生地を盛り上げたりせず、このまま焼きます。
焼きあがったら型から外し、ケーキクーラーで1時間程度冷まします。焼きたては外がカリッとし、中はしっとりふわふわに仕上がります。
冷ましたフィナンシェを紙に挟んで透明な袋に入れ、リボンやシールで飾れば簡単なラッピングが完成します。
💡 コツ・ポイント
パウンド型は紙のベーキングカップでも代用可能です。
粉はダマを防ぎ、均一に混ぜるために必ずふるってください。
アーモンドパウダーは生地にしっとり感を出すために加えます。
薄力粉は食感を、ココアパウダーは生地の固さとチョコレートのコクを補います。
複数の粉類をふるう際は、量の多いものから入れるのがポイントです。
ベーキングパウダーを入れない場合は、卵白を少し泡立ててから焼くと膨らみます。
粉をふるうことで、焼く時に生地が均一に膨らみ、生焼けを防ぎます。
ふるうことで粉のダマも取り除けます。
複数の粉類をふるう際は、均一に混ざることが重要です。
1回ふるいにかける程度では粉は完全に混ざりません。
失敗を防ぐため、粉はできれば3回ふるってください。
バターを溶かすだけでは水分が残り水っぽい生地になってしまうため、しっかりと沸かし焦がす必要があります。
バターを沸かし焦がすことで、しっとりジューシーな生地に仕上がります。
焦がしバターを作る際は、混ぜながら均一な焦げ具合にすることも大切です。
焦がしバターに慣れないうちは、これくらいの色になったら弱火にしてください。
焦がしバターの美味しい風味を最大限に引き出すために、もう少し焦がすことを狙います。
焦がしバターの余熱で焦げすぎないよう、鍋底を冷水に当てて温度を下げてください。
焦がしバターは見た目よりも温度が高い油なので、取り扱いには高温注意です。
焦がしバターの温度は自然と60〜80度程度に下がります。
チョコレートは焦がしバターの余熱で溶かします。
焦がしバターとチョコレートの混合液は、しっかり混ぜて使うまでそのまま置いておいてください。
他のお菓子で余った卵白は冷凍しておくのがおすすめです。冷凍した卵白の方が割りたての濃厚卵白がなく混ざりやすいです。
卵白に最初に砂糖を入れることで、水分に触れて溶け残りを防止します。
生地が完成したらすぐに焼き始めるため、オーブンの予熱を忘れないでください。
粉をふるっていないと、この段階で混ざりが悪くなり、食感に影響が出てしまいます。
混ぜ足りないと失敗するので、しっかり混ぜてください。混ぜすぎということはありません。
焦がしバター液を混ぜ合わせると、生地がサラサラとした状態になります。
蜂蜜はフィナンシェに香り、甘さ、そしてしっとり感を加えるために使用します。
生地はサラサラになるまで、泡立てるのではなく均一になるようによく混ぜます。
生地を泡立てるのではなく、ただ均一に混ぜ合わせることを意識してください。
油分が入ることで生地はサラサラとした質感に変わります。
生地がサラサラと流れるような状態が理想です。
生地は常温程度、またはほんのり温かい状態がベストです。
型に流す前に、ゴムベラを使ってボウルの底から混ぜ残しがないか確認してください。
生地が完成したらすぐに焼き始めることで、ふっくらとしたフィナンシェに仕上がります。
パウンドケーキのように生地を盛り上げたりせず、このままの状態で焼成します。
オーブンを190度に予熱し、その後180度で30分間焼成してください。
焼きあがると、ふっくらとしたパウンドケーキのようになります。
焼きたてのフィナンシェを食べられるのは、作った人だけの特権です。
焼きあがったフィナンシェは、まわりがカリッとした状態です。
中はしっとりふわっと、良い感じに焼きあがりました。
パウンド型で焼くことで、型のまわりの火の入り方も完璧です。
通常のフィナンシェ型よりも高さがあるため、しっとりとした部分が多くなります。
このフィナンシェの味の決め手は焦がしバターです。
切り分けたフィナンシェを紙に挟んで袋に入れると、油で袋が汚れるのを防げます。
バターとチョコレートの液体が冷え固まる前に生地を作り、すぐに焼くことが美味しく作るポイントです。
パウンド型で焼くことで、カットする厚さを自由に調整でき、取れる個数も変えられます。
カットする厚さを変えても食感は変わらないので、好みの厚さに調整して楽しめます。
このレシピについて
フィナンシェ型ではなくパウンド型で簡単に作れるチョコフィナンシェのレシピ動画です。粉類をしっかりふるい、香ばしい焦がしバター(ブールノワゼット)とチョコレートを混ぜて生地を作ります。生地を混ぜすぎないこと、そして焼成のタイミングが重要と解説されており、しっとりふわふわでありながら外はカリッとした理想的な焼き上がりになります。パウンド型を使うことで、好きな厚さにカットでき、プレゼントやおうちカフェにも最適です。
カテゴリ:
タグ:
レシピ動画のYouTubeチャンネル:
KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く