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フルーツパウンドケーキ | コツなしでしっとり焼けるフルーツパウンドケーキ HM、ベーキングパウダーなし Moist fruit pound cake HM, no baking powderの要約

🥣 材料

  • 約40g
  • 適量
  • 10~20g
  • 10~20g
  • 10~20g
  • 10~20g
  • 25g
  • 100g
  • Mサイズ2個(約100g)
  • 100g
  • 適量

👩‍🍳 作り方

ドライフルーツを準備します。油分がコーティングされている場合は、お湯で洗い流してからラム酒に漬けると、早くラム酒が染み込みます。3日以上漬け込む場合はお湯で流さずそのままラム酒に漬けても大丈夫です。

洗い流したドライフルーツはキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。

密閉容器に水気を切ったドライフルーツを入れ、ひたひたになるまでラム酒を注ぎ、常温で漬けておきます。洋酒の種類はお好みで選べます。

ピスタチオを使う場合は、殻を剥いて準備します。断面が映える緑色になるピスタチオは薄皮を剥きます。プレゼント用にする場合は、あらかじめ皮が剥いてあるピスタチオを選ぶと良いでしょう。

ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ、クルミなどお好みのナッツをそれぞれ10〜20g程度用意します。動画ではミックスナッツからカシューナッツとアーモンドを半分使用し、ピスタチオとクルミを加えています。

今回使用する細長いパウンド型(内寸8.5×17cm)にクッキングシートを敷きます。型の外側にシートを当てて四角の印をつけ、そこへ向かって切り込みを入れると簡単です。切り込みを入れずにシートを敷く方が、焼いている時に型が汚れにくいです。型にバターを塗る方法でも構いません。

ラム酒に漬けておいたドライフルーツを網で水分を切り、ラム酒はボウルに移します。

残ったラム酒と同量(動画では25g)の砂糖をラム酒の入ったボウルに加え、電子レンジで30秒以内加熱して溶かします。アルコールを飛ばしたい場合は、大さじ1杯の水を加えて1分加熱し、とろみがついたらお湯を少量足して調整します。焼き上がりに塗るシロップは常温で置いておきます。

別ボウルで卵Mサイズ2個(約100g)を割り入れ、泡立て器で溶きほぐします。卵の重さを測ってから他の材料を揃えると、バターより卵が多くなることがないため失敗を防げます。

溶き卵は分離を防ぐため、湯煎にかけて人肌程度に温めます。ガラスボウルは熱の伝わりが弱いので熱湯で、金属製ボウルなら熱伝導率が良いので熱めのお風呂くらいの温度で温めます。卵が固まらないように注意してください。

生地作りはまず、バター100gを電子レンジで溶かします。冷蔵庫から出したての冷たいバターは少しカットし、常温に出しておいたバターでも一度で溶かし切らず、2回以上に分けてレンジにかけます。一気に加熱すると跳ねてレンジが汚れてしまいます。

バターが溶けたら、温度を確認します。生地の出来上がりが少し温かいか常温位にしたいので、バターは50℃くらいに温めます。目安は指を入れるとじんじん熱くなってくる位ですが、火傷しない温度か必ず確認してください。

溶かしたバターに砂糖100gを加え、泡立て器でよく混ぜます。砂糖は上白糖でもグラニュー糖でもどちらでもOKです。上白糖の方が保湿性が高くしっとり仕上がり、グラニュー糖は甘みがすっきりしています。混ぜるともったりしてきます。

砂糖が混ざったら温めておいた溶き卵を少量ずつ(4回に分けて)加えて混ぜます。最初はたっぷりと入れても大丈夫ですが、徐々に量を減らし、最後の2回は生地の様子を見ながら加えていきます。冷たい卵と温かい卵では工程も仕上がりも全く別物なので、卵を温めるのは必須です。

卵が混ざったら、薄力粉100gをふるって加えます。粉を混ぜる時は、練ると生地が固くなっていくので、ヘラをボウルに沿わせてすくうようにサクサクと混ぜていきます。ダマになりそうならある程度粉気がなくなるまでホイッパーを使い、最後はゴムベラに持ち替えてムラなく混ぜます。

粉が見えなくなったら、水気を切ったドライフルーツとナッツを全て入れ、ゴムベラで軽く混ぜ合わせます。

生地を型に流し込みます。この頃には若干生地が冷たくなっているので、オーブンの予熱は必ず事前にしておきましょう。生地温度が低くなると、膨らみが悪くなりやすく、焼き時間も長くなり、その分焦げたり乾いた感じになってしまいます。とろりと流れる位の生地が良いです。

ヘラで生地の表面を平らにならしてから焼きます。設定は170℃のままです。焼き時間はパウンド型なら35~40分です。マフィン型なら17分、丸型は25分位から様子を見てください。

焼き上がったら、オーブンミトンを使い火傷に気を付けて型から取り出し、中心を竹串で刺して焼けたかチェックします。一番焼けてなさそうな中央付近で確認し、竹串にどろっとした生生地がついてこなければ大丈夫です。生地がついてもさわるとポロッと固まるようならOK。もしツヤツヤの生生地がついてきたら追加で5~10分焼きます。表面が焦げそうならアルミホイルをかぶせて焼きます。

焼けたら火傷に気を付けて型から取り出し、作っておいたシロップをハケで塗ります。型から取り出しにくければ上面だけでも良いですが、取り出せたら側面まで塗るとしっとりします。意外と甘すぎないので全面に塗っても大丈夫です。シロップはケーキが温かいうちに塗ると染み込みます。

最後は粉糖を上からたっぷりとかけて仕上げます。お好みなのでかけなくてもOKですが、粉糖の柔らかい甘さがケーキととても合います。粉糖は仕上げ用の溶けない粉糖ではなく普通のものです。粉糖はゆっくり溶けていくので、ケーキが冷めるまでは何度かかけ直します。

粉糖をたっぷりかけたらラップでくるみ1日おきます。粉糖、シロップなしの場合でも温かいうちに包むと乾燥を防ぎ、しっとりしたケーキが食べられます。途中で粉糖をかけ直す時も、その都度くるみます。

一晩寝かせたら完成です。作った翌日からが食べ頃ですが、さらに数日後、粉糖が馴染んでくるとしっとり感が増し増しになって最高に美味しいです。

💡 コツ・ポイント

ドライフルーツを早く漬けたい場合は、お湯で洗い流してから漬けるとラム酒が早く染み込む。3日くらい漬けておけるならお湯で流さずそのままラム酒でOK。

水気をしっかり取ればドライフルーツは傷まない。

ドライフルーツをラム酒に漬け込む際、買ったその日に漬けておくのがおすすめ。

プレゼント用のピスタチオは皮むき済みのものを購入すると良い。

型の大きさを比較する際は、水を入れて容量を確認すると良い。

型にクッキングシートを敷く際、切り込みを入れずに敷く方法も検討すると型が汚れにくい。

シロップを作る際、アルコールを飛ばす場合は大さじ1杯の水を入れてレンジで1分加熱し、とろみを調整する。

卵とバターは同じ量に近づくにつれ分離しやすいので、まず卵の重さを測り、それに合わせて他の材料を揃えると失敗が減る。

卵は分離予防のため湯煎で温める(ガラスボウルなら熱湯、金属製ボウルなら熱めのお風呂くらいの温度で、固まらないよう注意)。

バターは一度で溶かし切らず、2回以上に分けてレンジにかける。一気に加熱すると跳ねてレンジが汚れることがある。

溶かしたバターは生地の仕上がり温度に合わせて50℃くらいに温める(指を入れてじんじん熱くなる程度)。

砂糖は上白糖だと保湿性が高くしっとり、グラニュー糖だと甘みがすっきり仕上がる。

卵は4回に分けて加えると失敗しにくい。溶かしバターの場合は分離しづらいが、生地に違和感が出たら卵を全量入れずにやめる。冷たい卵だと重く固いケーキになりやすいので、卵を温めるのは必須。

薄力粉の10%~20%をアーモンドプードルに置き換えると、しっとり感や風味が増す。

粉を混ぜる際は、練ると生地が固くなるため、ヘラでボウルに沿わせるようにサクサクと混ぜる。ダマになりそうならホイッパーで混ぜ、最後はゴムベラでムラなく混ぜる。

溶かしバターで作るパウンドケーキは、きめ細かくしっとりとした食感になる。

ドライフルーツとナッツをたっぷり入れることで、どこを切っても断面に具材が出てくる。

生地温度が低いと膨らみが悪くなるため、オーブンの予熱は必ず事前に行い、とろりと流れるくらいの生地が理想。

シロップは意外と甘すぎないので、焼き上がりのケーキ全体に塗ってもしっとり美味しく仕上がる。

シロップはケーキが温かいうちに塗るとよく染み込む。

仕上げ用の粉糖は普通の粉糖を使用し、冷めるまでに何度かかけ直すと良い。

粉糖やシロップを使わない場合でも、温かいうちにラップで包むと乾燥を防ぎ、しっとりしたケーキが楽しめる。

このレシピについて

ドライフルーツとナッツをたっぷり使用し、HM(ホットケーキミックス)やベーキングパウダーを使わずにしっとり焼き上げるフルーツパウンドケーキのレシピです。溶かしバターと温かい卵を丁寧に混ぜ合わせることで、失敗しにくく、きめ細かくパサつきのない食感を実現します。ドライフルーツのラム酒漬けから始まり、生地作り、焼き上げ、そしてシロップと粉糖での仕上げまで、詳細な手順とポイントが紹介されています。焼きたてはもちろん、一晩寝かせるとさらにしっとり感が増し、深い味わいが楽しめます。おうちカフェや手土産にもぴったりな、贅沢な味わいのパウンドケーキです。

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