抹茶チーズテリーヌ | 濃厚でなめらか‼抹茶のチーズテリーヌの作り方を紹介します!!How to Make Delicious Matcha Cheese Terrine (Rich & Smooth)の要約
🥣 材料
- 20g
- 80g
- 200g
- 2個
- 200g
- 2つまみ程度
👩🍳 作り方
パウンド型にクッキングシートを敷いて準備します。
室温に戻したクリームチーズをゴムベラで柔らかくなるまで練ります。硬い場合は600Wの電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱してください。
別のボウルにグラニュー糖と抹茶を入れ、泡立て器でダマができないようによく混ぜ合わせます。粉糖を使用する場合は粉糖のダマも一緒にほぐしましょう。
抹茶と砂糖を混ぜたものに、風味のアクセントとしてシナモンパウダーをひとつまみ程度加えます。抹茶の風味をより深く感じられるようになります。
温めた生クリーム(600Wで20-30秒加熱したもの)を少量加え、抹茶をしっかり溶かすように練り混ぜます。
溶いた全卵を加え、液体がサラサラとした滑らかな状態になるまで泡立て器でしっかりと混ぜ合わせます。卵黄の力で綺麗な状態になります。
抹茶液の一部を柔らかくしたクリームチーズのボウルに入れ、泡立て器で均一になるまで混ぜます。ゴムベラに付いたクリームチーズは泡立て器でぬぐい、ボウルのふちを汚さないように注意しましょう。
残りの抹茶液をクリームチーズに全て加え、全体がなめらかになるまで混ぜ合わせます。
残りの生クリームを全て加え、混ぜすぎないように軽く混ぜ合わせます。このレシピでは生クリームを35-40%の間のものを使用すると固く仕上がります。1パック使い切りで牛乳などへの置き換えは不可です。
完成した生地を目の細かいふるい(シノワ)で裏ごしします。これによりダマが取り除かれ、究極になめらかな舌触りになります。裏ごしはダマを取り除く以外に混ぜる効果もあります。
裏ごしした生地を準備したパウンド型に流し込みます。あまり膨らまないので、ふちぎりぎりまで流し込んでください。この後すぐに焼成するので、オーブンの予熱を忘れないでください。
型の外側にバットを置き、お湯を張って湯煎焼きにします。型に水が入らないよう工夫し、160度に予熱したオーブンで40分焼成します。途中でお湯が無くならないように、オーブンを開けて確認しても問題ありません。
焼き上がったら常温で30分程度置き、その後冷蔵庫で5時間以上しっかりと冷やします。焼き上がりは柔らかいので、冷やしてから型から外しましょう。一晩以上冷やしても固さは変わりません。
完全に冷えたらクッキングシートを剥がし、お湯で温めた包丁で切り分けて完成です。卵の保形性でしっかり固まりつつ、チーズの柔らかさが残るとろけるような抹茶チーズテリーヌをお楽しみください。
💡 コツ・ポイント
クリームチーズが硬いと他の材料と混ざらず失敗する原因になるため、必ず柔らかい状態で使い始めましょう。
クリームチーズが硬い場合は、600Wの電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱して柔らかくします。
グラニュー糖に抹茶を先に混ぜることで、抹茶がダマになるのを防ぐ効果があります。
シナモンパウダーを隠し味として少量加えることで、抹茶の風味がより一層引き立ち、上品な味わいになります。オレンジやバニラの風味をプラスするのもおすすめです。
少量の温かい生クリームで抹茶を溶かしておくことで、抹茶のダマを防ぎ、生地全体に抹茶を均一に馴染ませることができます。
抹茶を溶かす際は、少量の生クリームでしっかり練り溶かすイメージで作業します。
卵を加えることで、卵黄の乳化作用により生地がさらに滑らかな状態になります。
抹茶と卵を混ぜ始めはプリプリとした感じですが、滑らかな液体に変わるまでしっかりと混ぜ続けます。
抹茶と卵の混合液がサラサラとした状態になるのが、混ぜ終わりの目安です。
ゴムベラに付いたクリームチーズは、泡立て器を使ってボウルに戻し、混ぜ残しがないようにします。
材料を混ぜる際は、ボウルのふちを汚さないように丁寧に行いましょう。
生地を混ぜる目的は手早く均一にすることであり、泡立てる必要はありません。
クリームチーズに抹茶液の一部を混ぜてこれくらい柔らかくなれば、残りの抹茶液は一気に混ぜ合わせても大丈夫です。
卵黄が入っているため、クリームチーズと抹茶液が非常に綺麗に、かつ艶良く混ざります。
材料を混ぜ合わせる順番は、美味しいテリーヌを作る上でとても大切です。
生地が混ざったらすぐに焼成できるように、オーブンの予熱を忘れないようにしましょう。
もしウィスキーやブランデーなどの洋酒を加える場合は、このタイミングで入れましょう。
生クリームは乳脂肪分35%〜40%のものを使用し、パーセンテージが高いほど固く仕上がります。
生クリームは1パック使い切りの分量で、牛乳など他の乳製品への置き換えはできません。
生クリームを全て入れた後でも、パックに残っている生クリームもったいないと感じることがありますが、正確な分量を守ることが重要です。
生クリームを加えた後は、混ぜすぎによる分離の心配はありません。
裏ごしをする前には、ゴムベラでボウルの底の方までしっかり混ぜ残しがないか確認しましょう。
これらの些細な混ぜ方や準備の工程が、最終的なテリーヌのなめらかな仕上がりに繋がります。
泡立て器での作業はこれで終わりですが、ゴムベラは裏ごし作業でまだ使用します。
このレシピは粉類を一切使用しないため、究極になめらかなチーズテリーヌが実現します。
どんなに丁寧に作ってもダマは出てしまうので、裏ごしは必ず行い、なめらかな口当たりに仕上げましょう。
裏ごしが完了したらすぐに焼成するため、オーブンが170度に予熱できているか事前に確認しましょう。
裏ごしはダマを取り除く効果だけでなく、生地をさらに均一に混ぜる効果もあります。
テリーヌは焼成中にあまり膨らまないので、型に生地をふちぎりぎりまで流し込んでも大丈夫です。
生地がとても美味しそうですが、焼かずにそのまま食べるのは真似せず、必ず焼いてくださいね。
湯煎焼きの際、型によってはバットとの隙間からお湯が入り込んでしまう場合があるので、型が直接お湯に触れないよう工夫しましょう。
焼成中にお湯が少なくなった場合は、途中でオーブンを開けてお湯を足しても問題ありません。
焼き上がりのテリーヌは、まだ中央がプルプルッと動くような柔らかい状態です。
焼き上がったテリーヌは、まず常温で30分程度粗熱を取り、その後冷蔵庫で最低5時間以上しっかりと冷やしてください。
焼き上がり直後は生地が柔らかいため、完全に冷えてから型から外すようにしましょう。
クッキングシートを丁寧に剥がして、美しい仕上がりを確認しましょう。
切り分ける際は、お湯で少しだけ温めた包丁を使うと、より滑らかに綺麗にカットできます。
焼き上がりは、完璧すぎるほどなめらかで美しい断面になります。
中心部はほんのり柔らかく、とろけるようなチーズケーキの美味しさが楽しめます。
卵の保形性によってしっかり固まりつつも、クリームチーズならではの柔らかさが残る絶妙な質感です。
このレシピは、材料を混ぜて焼くだけという非常にシンプルな作り方です。
抹茶の美味しさを最大限に引き立たせる、まさに絶品レシピです。
動画で紹介しているテリーヌは、焼き上がった後に冷蔵庫で5〜6時間冷やした状態のものです。
冷蔵庫で一晩以上冷やしても、それ以上固さは変わりません。お好みのタイミングで取り出して食べましょう。
このレシピについて
濃厚でなめらかな口どけが特徴の抹茶チーズテリーヌのレシピです。材料を混ぜて焼くだけのシンプルな工程で、初心者でも本格的な味わいを楽しめます。隠し味のシナモンパウダーが抹茶の風味を一層引き立て、奥深い味わいに。湯煎焼きでじっくりと火を通し、冷蔵庫でしっかりと冷やすことで、とろけるような食感と濃厚な抹茶の旨味が凝縮された絶品テリーヌが完成します。おうちカフェやおもてなし、手土産にもぴったりです。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く