アメリカンチェリーのタルト | アメリカンチェリーのタルト<プロが使う美味しい3つのテクニック> AMERICAN CHERRY TARTEの要約
🥣 材料
- 130g
- 80g
- 200g
- 30g
- 20g
- 2個
- 2.5g
- 40g
- 70g
- 50g
- 約200g
- 30g
- 1個分
- 適量
- 適量
👩🍳 作り方
プリン液の牛乳、生クリーム、無塩バターを耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで1分加熱し、バターを溶かす。
別のボウルにきび糖、フルールドセル(プリン液用)、全卵(プリン液用)、薄力粉(プリン液用)を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
温めた牛乳、生クリーム、バターの混合物を少しずつ加えながら、砂糖が完全に溶けるまで混ぜる。完成したプリン液は一旦置いておく。
チョコレートタルト生地用の薄力粉、アーモンドパウダー、ココアパウダー、フルールドセルをまとめて濾し器で3回ほどふるい、均一に混ぜる。
柔らかくした無塩バターをボウルに入れ、粉糖を加えてゴムベラでバターの水分と粉糖がなじむまで混ぜ合わせる。
溶き卵(チョコレートタルト生地用)を半量ずつ2回に分けて加え、その都度、滑らかになるまでよく混ぜる。
ふるった粉類を一度に加え、粉っぽさがなくなるまでゴムベラで混ぜる。
生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間休ませる。この状態で冷凍ストックも可能。
休ませた生地をクッキングシートで挟み、めん棒で2〜2.5mm厚さに均一に伸ばし、15cmの丸形と帯状にカットする。
タルトリングに丸形生地を底面に、帯状生地を側面に貼り付け、余分な生地はナイフで切り落とす。
生地を貼り付けたタルトリングを160℃のオーブンで25分焼成し、粗熱を取る。
アメリカンチェリー(クラフティ用)を半分にカットし、種を取り除く。
焼きあがったタルト生地に、種を取ったカットチェリーを約100gたっぷりと入れる。
裏ごしして滑らかにしたプリン液を、チェリーが浸るようにタルト生地に流し入れる。
160℃のオーブンで25〜30分焼成する。焼き上がりの目安は、揺すっても液が揺れない程度。
チェリージャム用の種を取ったアメリカンチェリー、グラニュー糖、レモン果汁を鍋に入れ、水分が出てとろみがつくまで煮込む。
沸騰してきたら焦げ付かないように混ぜる。音ととろみが出来上がりの目安。
煮詰まったジャムを氷水にあてて急冷し、綺麗な色を保つ。
粗熱が取れたタルトの上に、冷やしたチェリージャムを薄く均一に塗る。
ジャムの上に生のアメリカンチェリー(飾り付け用)をまんべんなく並べる。
ミロワールヌートル(中性ナパージュ)を絞り袋でチェリー全体に薄く塗り、金箔で飾り付けて完成。
💡 コツ・ポイント
プリン液の塩はコクを出すため。
プリン液の小麦粉で焼いた時の食感を作る。
酸味のあるチェリーに負けないコクをプラスするため、牛乳と生クリームをハーフ&ハーフで混ぜる。
プリン液の砂糖を完全に溶かすことがポイント。
粉類は3回くらいふるって均一に混ぜる。
チョコレートタルト生地のバターは必ず柔らかい状態にしておく。
チョコレートタルト生地のバターの水分に粉糖をなじませる。
チョコレートタルト生地は伸ばした状態で冷凍ストック可能。
タルト型から余分に出した生地は型に沿わせて切り落とす。
タルト生地は側面と底面を別々に焼くことで角が綺麗に焼ける。
プリン液は裏ごしすることで滑らかに焼きあがる。
クラフティの焼き上がりの目安は揺すっても液が揺れないこと。
傷んだチェリーや飾りに使えないチェリーはジャムにするのがおすすめ。
チェリージャムの出来上がりの目安は、沸騰時の音ととろみ。
チェリージャムは急冷することで綺麗な色が保てる。
コクのあるタルトには酸味のあるジャムを合わせる。
クッキー生地は仕込んでから冷蔵で休ませると、型にきれいに敷き詰められ、サクサクに仕上がる。
タルトリングを使わない場合は、焼き中に生地が浮かないように重し(タルトストーンなど)を乗せて焼く。
クラフティにチェリーをケチらずたっぷり入れることで、味わいが格段に美味しくなる。
このレシピについて
旬のアメリカンチェリーを贅沢に使い、生、焼き、ジャムの3つの異なる味わいを凝縮したタルトのレシピです。サクサクのチョコレートタルト生地は冷蔵でしっかり休ませ、タルトリングを使って美しく成形します。卵とミルクベースのプリン液にカットしたチェリーをたっぷり入れて焼き上げ、冷ましたタルトには甘酸っぱいチェリージャムとフレッシュなアメリカンチェリーを飾り付けます。パティシエ直伝のテクニックで、プロのような仕上がりを目指しましょう。
カテゴリ:
タグ:
レシピ動画のYouTubeチャンネル:
KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く