クリームパン | 捏ねないで簡単に作るフワッフワで<とろけるクリームパン>の作り方を紹介します!How to make Cream bread!!の要約
🥣 材料
- 200g
- 25g
- 3g
- 3g
- 60g
- 30g
- 20g
- 適量
- 2個分
- 150g
- 15g
- 100g
- 30g
👩🍳 作り方
17cmの底が取れるシフォン型に、生地がくっつかないように油を塗っておく。
生地用の水と生クリームを混ぜ合わせ、ラップをして電子レンジ(600W)で人肌程度に温める。
強力粉を入れたボウルに、塩を端に寄せ、イーストと砂糖を混ぜ合わせたものを塩と離れた位置に入れる。
温めた液体を粉類に加え、ガシャガシャ混ぜすぎずに、粉全体に水分が行き渡るようにゆっくりと混ぜる。
柔らかくしたバターを生地に加え、生地でバターを隠すように優しく混ぜて全体に馴染ませる。バターの塊が見えなくなるまで混ぜる。
生地にラップをかけ、40〜50度のお湯が入ったボウルに重ねて湯煎で20〜30分発酵させる(オーブンの発酵機能を使っても良い)。発酵時間は目安なので、生地が約2倍になるまで膨らむのを優先する。
強力粉を軽く振った作業台に発酵した生地を取り出し、手で優しく潰してガスを抜く。
ガス抜きした生地を約60gずつ6等分に切り分ける。細かくちぎれた部分は生地で包み込むようにしながら丸め、表面に張りを持たせる。
丸めた生地をシフォン型に間隔を空けて並べ、とじめが下になるように配置する。ラップか濡れ布巾をかけ、40度前後の場所(オーブン発酵機能推奨)で30分間二次発酵させる。
発酵が終わった生地の表面に溶き卵を刷毛で優しく塗る。オーブンを160度に予熱する。
160度に予熱したオーブンに生地を入れ、150度に設定し直して45〜50分焼成する。
焼き上がったら型ごと作業台に軽く叩きつけ、逆さにして粗熱を取る。
カスタードクリームを作る。卵黄と砂糖を耐熱ボウルに入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
薄力粉をふるいながら卵黄と砂糖のボウルに加え、ダマがなくなるまで混ぜる。
冷たい牛乳を加え、全体が馴染むまで混ぜる。
ラップをして電子レンジ(600W)で1分加熱し、取り出してよく混ぜる。これを合計6回繰り返す。
炊き上がったカスタードは火傷に注意しながらバットに薄く広げ、ラップを密着させて冷凍庫で約20分急冷し、その後冷蔵庫に移す。
冷えたカスタードをボウルに移し、ゴムベラでしっかりほぐす。
別のボウルで固めに泡立てた生クリームとほぐしたカスタードを合わせ、全体が滑らかになるまで混ぜる。
粗熱が取れて型から外したパンの底に、菜箸などで穴を開ける。
絞り袋に入れたカスタードクリームを、開けた穴からパンの中にたっぷりと絞り入れる。
とろけるクリームパンの完成。ちぎって中身を確認し、ふんわりとした生地とたっぷりのクリームを楽しむ。
💡 コツ・ポイント
型に油を塗っておくと生地がくっつかず取りやすい。
塩を少しこだわるだけで格段に美味しくなる。
砂糖がイーストの発酵を助ける効果がある。塩はイーストの働きを阻害するため、イーストと塩を直接触れさせないよう離して入れる。
イーストと砂糖を事前に混ぜて塩と離して入れることで、イーストが綺麗に反応し膨らむ。
加熱した熱い状態の液体を入れて生地の温度を上げることで、イーストの活動を促進する。
混ぜすぎは気にせず、粉全体に水分を行き渡らせるようにゆっくり混ぜる。
水分が粉全体に馴染んだ状態が目安。
柔らかいバターを生地に加えることで全体に馴染みやすくなる。柔らかくないと生地全体に馴染まない。
バターを生地で隠すように混ぜると簡単に馴染む。
生地を折り込むのではなく混ぜる。
バターの塊が見えなくなるまで混ぜる。
発酵時間は目安であり、生地の膨らみ(約2倍)を優先する。オーブンの発酵機能も利用可。
作業台にはくっつき防止で強力粉を使う。
膨らんだ生地のガスを抜くために一度潰す。
潰しても弾力を感じる状態が良い生地。
生地を6等分する際は、最初に大まかに分けて後から微調整する。
細かくちぎった生地は丸める際に中心に包み込むことで、表面に張りが出て、その後の発酵が綺麗になる。
丸める際に表面に張り出すことで、その後の発酵で生地の味わいが決まる。
生地と生地の間は間隔を空けて型に入れる。
とじめが下になるように型に入れると表面が綺麗に膨らむ。
オーブンを160度に予熱するのを忘れない。2回目の発酵が綺麗に出来るとふっくらする。
溶き卵は牛乳と卵黄でも卵黄だけでも良い。パンのレシピやスコーンには欠かせないテクニック。
カスタードクリームの薄力粉は必ず1回はふるうことでダマが無くなり失敗を防ぐ。
カスタードは鍋ではなく600Wのレンジで加熱して作る方法。
カスタードは必ず1回ずつ加熱後に撹拌することで滑らかに仕上がる。
4回目の加熱後の状態は中心が固くなり始める。
鍋でやるよりも確実に安定した炊き上がりになる。
レンジ加熱後のカスタードはかなり熱いので火傷に注意。
急冷させるためなるべく薄く広げ、表面のラップは乾燥防止。冷蔵庫で20分前後急冷後、冷蔵庫に移す。
炊けているカスタードはラップから綺麗に剥がれる。
カスタードと混ぜるとゆるむ為、見越して固く泡立てる。生クリームはボソボソに近いくらいまで固く泡立てる。
カスタードクリームにお酒やバニラやスパイスなども相性抜群。
パンを型から外す際、無理やり外して壊したくないので、念のため側面と底生地にナイフを入れる。
カスタード以外にもジャムも美味しいアレンジ。
クリームを絞ると生地が膨らむのを感じる。
発酵は時間が目安で、あくまで生地の膨らみを見て判断する。季節問わずオーブンの中が一番安定する。
クリーム以外のジャムなどのアレンジもおすすめ。
このレシピについて
捏ねる手間を省き、混ぜるだけでふわふわ食感に仕上がるパン生地と、電子レンジで簡単に作れる滑らかなカスタードクリームを組み合わせた、とろけるクリームパンのレシピです。生地作りではイーストと塩を直接触れさせない工夫や、温めた液体で発酵を促すポイントが紹介されています。カスタードクリームは、レンジ加熱と撹拌を繰り返すことでダマなく滑らかに仕上げ、しっかりと泡立てた生クリームと合わせることで、軽やかでリッチな味わいに。初心者でも失敗しにくく、おうちカフェにもぴったりな、手軽で美味しいクリームパンが完成します。
カテゴリ:
タグ:
レシピ動画のYouTubeチャンネル:
KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く