抹茶スフレチーズケーキ | クリームチーズは不要!ヨーグルトで絶品抹茶スフレチーズケーキ風の作り方を紹介します!想像以上にフワッと口どけ最高のチーズケーキです、基本のレシピなので作り方を覚えて色々アレンジしてみてくださいの要約
🥣 材料
- 3個
- 12g
- 10g
- 50g
- 200g
- 45g
- 3個
- 80g
👩🍳 作り方
底が取れる15cmの丸型にベーキングシートをセットし、側面のシートは型より2cm程度高くなるように準備します。
薄力粉を茶こしでふるっておきます。(ダマを取り除き、空気を含ませることで混ぜやすくします)
卵(M-LLサイズ)3個を卵黄と卵白に分け、卵白は大きめのボウルに入れて常温に置いておきます。
ボウルに抹茶パウダーを入れ、ダマが多い場合はふるいます。卵黄を加え、泡立て器でなめらかなペースト状になるまで混ぜます。
抹茶ペーストに牛乳を少量ずつ加え、泡立てないように混ぜて溶きのばします。
600Wで30秒ほど温めて溶かした無塩バターを抹茶生地に加え、しっかり混ぜ合わせます。
水切りヨーグルト(一晩水切りしたもの、またはギリシャヨーグルトで代用可)を抹茶生地に加え、ダマがなくなるまで完全に混ぜ切ります。この段階でお酒やスパイスを加える場合は入れます。
ふるっておいた薄力粉を抹茶生地に一度に全て加え、中心から少しずつ外側に広げるようにして、粉っぽさがなくなるまで混ぜ込みます。
卵白を入れたボウルにグラニュー糖を全て加え、ハンドミキサーで最高速度で3~4分泡立ててメレンゲを作ります。その後、速度を中速に下げて1分間泡立て、キメを整えます。(ツヤがあり、先端が軽く曲がる程度の状態)このタイミングでオーブンを210℃に予熱開始します。
抹茶生地にメレンゲの1/3量を加え、泡立て器で混ぜて生地の硬さを均一にします。(メレンゲが潰れても気にしません)
残りのメレンゲを全て抹茶生地に加え、ゴムベラで底から生地を持ち上げるようにして、2色が均一になるまで混ぜ合わせます。
準備しておいた型に生地を流し入れ、竹串や箸でクルクルと混ぜて生地の中の大きな気泡を抜いて安定させます。
天板にバットを置き、その中にお湯を入れます。(型にお湯が直接触れないように注意し、本番はオーブンの近くで行います)
210℃に予熱したオーブンで200℃10分、その後140℃に下げて50~60分湯煎焼きします。(焼いている途中でオーブンの扉を開閉し、蒸気を抜くと表面が割れにくくなります)
焼き上がったらオーブンから取り出し、側面のベーキングシートを外した状態で冷めるまで置いておきます。
💡 コツ・ポイント
材料に粉類がある場合は必ずふるうことで失敗を防ぐ。ダマを取り除く効果と複数ある場合は粉を混ぜる効果があり、粉の間に空気が入るので混ぜる際にダマになりずらい。泡立て器で混ぜるだけとかは意味がないので注意。
卵はM-LLサイズを目安に使用。卵白は大きめ18-24cm程度のボールに入れ、全部割りわけたらそのまま常温に置いておく。
抹茶パウダーはダマが多い場合は事前にふるっておく。卵黄と抹茶でペーストを作るようなイメージで、混ぜすぎはないのでしっかり滑らかに混ぜる。抹茶はなるべく新鮮で香りの良いものを選ぶと良い。裏技でシナモンパウダーを1つまみ入れると抹茶の味が濃くなる。
濃厚なペーストを溶きのばすように液体を入れ、泡立てたいわけではなく全部が混ざればいいだけ。
600Wで30秒程度温め事前に溶かしたバターを入れる。バターは風味と冷めたら固くなる効果を利用し、かなり口どけが良くふんわり食感に仕上がる。最初に卵黄が入っているので分離することなく乳化する。艶があって滑らかに仕上がっていればOK。
クリームチーズを使わずヨーグルトで作る。水切りが大変な場合はギリシャヨーグルトで代用可能。水分を抜いたヨーグルトであれば代用可能。抹茶ペーストの方に加えてしっかり混ぜる。抹茶以外にもコーヒーやチョコレートも同じ作り方で楽しめる。お酒やスパイスなどを入れたい場合はこの段階で入れる。混ぜすぎはないので完全に混ざるまで混ぜ切る。粉に水分が触れて混ぜる事でグルテンが出て質感が変わる。
薄力粉は焼いた時に形を保つ役割と食感を与える。たくさん入れればベイクドチーズ寄りに焼けるが、今回はフワッとシュワッと食感を狙った量。中心から少しずつ粉を馴染ませるように全体に広げる混ぜ方で、ここでも混ぜすぎはないので粉をしっかり混ぜ込む。
メレンゲを作る際にグラニュー糖は必ず最初に全部入れるのがポイント。最高スピードで一気に3-4分泡立て、その後速度を下げて1分混ぜてキメを整える。メレンゲのキメが整った方が萎みずらいシュワッと生地になる。砂糖を最初から入れる事で濃厚なメレンゲが必ず作れる。ボールを傾けても滑らない完璧なメレンゲを目指す。
異なる固さの生地を混ぜる場合は、まず硬い生地(抹茶生地)に柔らかい生地(メレンゲ)の一部を加えて硬さを揃えてから混ぜる。メレンゲが潰れるのは一切気にせず、とにかくたくさん混ぜる方が失敗しない。ふわふわなメレンゲは触らず液体の方を動かして入れると良い。ゴムベラで底を払うように生地を持ち上げて混ぜ、均一に混ざれば完成。
事前に準備しておいた型に生地を流し入れ、この段階で必ずオーブンの予熱が終わっていることが大切。竹串や箸でクルクル混ぜて中の大小の気泡を揃える。型より側面のシートは2cm程度高い状態にしておくと、シートの高さまで生地が膨らみその後ゆっくり焼ける。湯煎焼きする際は、型にお湯が直接触れないように焼くことがとても大切。お湯が触れているとプリンのような食感に焼けてしまう。お湯はオーブンの近くで入れる。
焼きたてをみてほしいのでシートを剥がしているが、通常は側面の型を外した状態で冷めるまで置いておく。しっかり混ぜる事で側面も萎まず高さのある生地に仕上がる。最初の高温で表面をしっかり焼き固めて色を付けるのが家庭用の焼き方。口どけの調整はバターの量と薄力粉の量で決まる。冷めてもフワッと食感は消える事はない。バターを入れる事でクリームチーズのような風味が付く。夏向けのスフレチーズはヨーグルトが絶対おすすめ。混ぜる・ふるう・予熱・湯煎で焼く、この4つの基本が大切。オーブンによって風が出る場合は表面が割れやすいので、割れたくないならこまめに扉を開閉して籠った蒸気を抜いてあげると良い。
このレシピについて
クリームチーズの代わりに水切りヨーグルトを使った、抹茶風味のふわふわスフレチーズケーキのレシピです。抹茶パウダー、卵黄、牛乳、溶かしバター、水切りヨーグルト、薄力粉を混ぜて生地を作り、グラニュー糖を加えた卵白でメレンゲを泡立てます。これらを優しく混ぜ合わせ、オーブンで湯煎焼きにします。表面はしっかり焼き色がつきますが、中はフワッとシュワッとした口どけの良い食感。冷めても美味しく、ヘルシーな抹茶スフレチーズケーキの基本的な作り方を紹介しています。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く