生チョコシフォンケーキ | パウンド型で作る生チョコシフォンケーキの作り方を紹介します!How to Make NAMA Chocolate Chiffon Cake (Pound Cake Style)の要約
🥣 材料
- 30g
- 45g
- 35g
- 10g
- 1g
- L-LLサイズ目安 2個
- 50g
- 200g
- 15g
- 50g
- 適量
👩🍳 作り方
パウンド型にクッキングシートを敷き準備する。
ビターチョコレートと水をボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600Wで1分)で加熱し溶かす。
薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーをふるいにかけ、ダマをなくすため2~3回ふるっておく。
卵2個を卵黄と卵白に分け、卵白は泡立てるため大きめのボウルに入れる。予熱でオーブンを170℃に設定する。
レンジで加熱したチョコレートと水を泡立て器でよく混ぜて溶かす。溶け残りがあれば追加で加熱し、湯煎しているオーブンの上に置いておくのもおすすめ。
卵黄をチョコレート液に加え、乳化するように(分離せずなめらかになるように)しっかり混ぜる。
ふるっておいた粉類をチョコレート液に一気に加え、粘りが出るまで中心から全体に広げるようにしっかり混ぜる。混ざりすぎを気にせず混ぜることで粉入りのペーストが全体に馴染む。濡れ布巾などをかけて乾燥を防いでおく。
卵白にグラニュー糖を全量加え、ハンドミキサーで最高速で4~5分泡立てる。
ハンドミキサーのスピードを5段階から3段階に落とし、さらに1分ほど泡立ててきめ細かく安定したメレンゲを作る。
固いチョコレート生地にメレンゲの一部を加え、硬さを揃えるように泡立て器でよく混ぜて柔らかくする。
残りのメレンゲをチョコレート生地に全て加え、泡を潰さないようにゴムベラで下から上に持ち上げるように混ぜる。マーブル模様が均一になるまで混ぜる(混ぜ足りないと膨らまない原因になるため、混ぜすぎは気にせずしっかり混ぜる)。
均一に混ざった生地を紙を敷いたパウンド型に流し入れる。
竹串や箸などで生地の中の気泡を均一にするようにくるくる混ぜる。こうすることで綺麗に膨らむ。
170℃に予熱したオーブンに生地を入れ、160℃で35~40分焼く(焼く時はどのお菓子も必ず下段に入れる)。
焼き上がったらすぐに型から出し、余熱で乾燥しないように冷めるまで常温で冷ます(1時間程度で常温になる)。
冷めたらクッキングシートを剥がし、割り箸などで側面に穴を開けてクリームを入れる隙間を作る。想像よりも大きく動かして、中にクリームをたっぷり詰められるように空間をたくさん作る。
絞り袋に入れた生クリーム(デコレーション用のグラニュー糖で泡立てたもの)を奥の方からたっぷりと穴に絞り入れる(口金がなくても絞り込める)。左手で重さを感じながら、クリームが入っているのを確認する。
残りの生クリームをケーキの上部に絞り出し、溶かしたチョコレートと刻んだチョコレートチップでデコレーションして完成。
💡 コツ・ポイント
水とチョコレートの油分でサラダ油の代わりをしているため、油分を抑えたレシピ。
チョコレートと水をレンジで加熱する際は、ラップをして600Wで1分が目安。
粉類はダマを防ぎ、均一に混ぜるために必ずふるう。1回ふるっただけでは混ざりきらないため、2~3回ふるうと仕上がりのレベルが格段に上がる。
卵を割る際は、平らなところで割ると殻が入りにくい。
溶かしたチョコレートに溶け残りがる場合は追加加熱し、予熱しているオーブンの上に置いておくと保温される。
卵黄には水と油を混ぜる乳化効果があるため、分離せずなめらかなソースのような状態になるまでしっかり混ぜる。
粉類と液体を混ぜる際は、中心から全体に広げるように混ぜる。混ぜすぎても問題ないので、しっかり混ぜて粉入りのペーストが全体に馴染むようにする。温かい液体だと薄力粉に熱が加わり粘りが出る。
チョコレート生地を作ったら、濡れ布巾などをかけておくと乾燥を防げる。
グラニュー糖の代わりにきび糖を使用しても良い。ミキサーがない場合は泡立て器で泡立てる。
砂糖を最初からすべて入れることで安定したメレンゲになる。最高速で4~5分泡立てた後、スピードを落として1分泡立てると、きめ細かいなめらかなメレンゲになる。シフォンケーキ以外のスポンジ生地でも、メレンゲを2段階で泡立てるとうまくできる。
2種類の生地を混ぜる際は、事前に固さを揃える。硬いチョコレート生地にメレンゲの一部を混ぜて柔らかくすることで、全体が混ざりやすくなる。
メレンゲを混ぜる際、混ぜることで粉入りのペーストが全体に馴染む。逆に混ぜないと膨らまない生地になってしまうので、混ぜすぎを気にせずしっかり混ぜる。
生地を型に流し入れた後、竹串や箸などでくるくる混ぜて中の気泡を均一にすると、焼き上がりが綺麗に膨らむ。
焼成時は、どのお菓子も常にオーブンの下段に入れるのがポイント。
焼き上がったら、余熱で乾燥しないようにすぐに型から出し、冷めるまで常温で冷ます。
生地が温かい状態だとクリームを絞り込めないので、完全に冷ましてからクリームを詰める。
生地を冷蔵庫で冷やすとチョコレートが冷え固まり、穴が空きづらくなることがあるので、常温で冷ますのがおすすめ。
割り箸などで穴を開ける際は、生地が空洞になっても良いので、クリームをたっぷり詰められるように想像よりも大きく動かして隙間をたくさん作る。
生クリームは1パックを使い切るレシピ。生地の中にクリームをたっぷり詰めたら、残りのクリームを仕上げのデコレーションに使う。
デコレーションは任意。ナッツやドライフルーツなど、お好みのもので飾っても良い。溶かしたチョコレートをかけると、冷やした時にパリッとした食感も楽しめる。
完成したケーキは、生地がしっとり、生クリームはふわっと軽い口当たり。クリームはたっぷりがおすすめ。
生地にクリームを詰めた後、クリームの水分を生地が吸い込むことで、翌日にはさらにしっとりとした食感になる。
シフォン生地を作る際、温かい液体(チョコレートと水)に粉類を加え、粘りが出るまでしっかり混ぜるのがポイント。これにより薄力粉に熱が加わり、しっとりふわふわの生地になる。特にシフォン型を使わないパウンド型では重要な工程。
焼成で多少横が縮んだとしても、中にクリームを詰めて膨らませるイメージ。出来立てはもちろん美味しいが、翌日はクリームと生地が一体化してさらにおいしくなる。
このレシピについて
パウンド型で手軽に作れる生チョコシフォンケーキのレシピです。サラダ油の代わりに水とチョコレートを使い、しっとりふわふわのチョコレート生地に。卵黄の乳化作用を活かし、きめ細やかなメレンゲと合わせて口どけの良い生地を作ります。焼き上がった生地にはたっぷりの生クリームを絞り入れ、溶かしたチョコレートと刻みチョコレートで華やかにデコレーション。出来立てはもちろん、翌日にはさらにしっとりとした食感が楽しめます。
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KAZUAKI EGUCHI / チョコレートのプロ:ショコラティエ Chocolateのチャンネルを開く